現場で働いた時に
先生の言葉の意味が深く響いてきます。
後輩 S さん
在学生
児童教育学科3年
先輩 M さん
保育士
2018年 児童教育学科卒業
※掲載されている記事および学年は取材時のものです。
※カリキュラムや実習先等は、変更される場合があります。
保育園と大学の
活発な交流。
お久しぶりです。数ヵ月前に児童教育学科との交流で保育園を訪問して以来ですね。
後輩
出身大学の先生が学生を連れて訪問してくれるというのは、保育園と大学の絆を感じられて嬉しいですね。
先輩
子どもたちの前でのペープサート（紙人形劇）を上演した時、どのクラスの子どもたちも大喜びしてくれたのが印象に残っています。
後輩
「若いお姉ちゃんたちが来た！」って普段よりはしゃいでましたね（笑）。ここには高校の生徒さんも来るので、子どもたちはお姉ちゃんに親近感を持っているんです。
先輩
この保育園は子どもたちも職員の方も、明るくて自然体で、来る度に「もっと成長したい！」と、モチベーションが上がります。
後輩
それは私も同じかも（笑）。先輩保育士の方々に丁寧に指導していただき、今では２歳クラスの担任です。アットホームな空気の中で、無理なくスキルアップできました。
先輩
木をふんだんに使った園舎も素敵ですね！ 癒されます。
後輩
畑もあって、皆でさつまいもや玉ねぎを育てています。都心部にありながら自然を感じられる空間だから、皆の心がおおらかになるのかもしれないですね。
先輩
保育と幼児教育を
併行して学べる。
Sさんと出会ったのは、オープンキャンパスの時。私はスタッフでしたね。
先輩
私は大学選び真っ最中の高校生でした。懐かしい！ M先輩をはじめ、先輩方が皆すごく楽しそうだったので、金蘭で学びたいと思いました。M先輩とは、大学祭で児童教育学科の有志でダンスも一緒に踊りましたね。
後輩
ダンスも楽しかった！ でも実は私、入学するまでは人前で話すのが苦手でした。1年次の時から金蘭おやこクラブや子どもインターンシップなど、授業の中でも子どもとふれあう機会が多いから、堂々と振る舞えるようになっていたんです。
先輩
子どもとの接し方で、先生からアドバイスをいただけることも心強いです。
後輩
その時は何となくしかわからないアドバイスでも、現場で働いていると「こういう意味だったんだ」と、深く響いてくることがたくさんあります。
先輩
保育と幼児教育を併行して学べるのも、自分の適性がわかるので、とても良い環境だと思っています。
後輩
最近では保育園と幼稚園が併設されていたり、保育と幼児教育の両方を取り入れた園が増えつつある傾向なので、就職した際も役立ちますよ。
先輩
ところで、私の課題のひとつがピアノなんですが、先輩はどうやってマスターしましたか？
後輩
やっぱり自由に使えるレッスン室のフル活用です。あと、弾き歌いは止まらないで歌い続けること！
先輩
子どもたちから
元気をもらえる仕事。
さっき、プロとして働く先輩を見て感動しました。絵本の読み聞かせの時、元気すぎる子どもへの対応が素晴らしい（笑）！
後輩
Sさんも経験を積めば必ずできるようになります。先生に質問しやすい環境だし、前向きで明るい学生が多いから大丈夫です。それに、この仕事は子どもを育てるだけでなく、子どもにも育ててもらえますよ。
先輩
わかる気がします。子どもたちの笑顔が見たくて、まだあまり知られていない手遊びのレパートリーを増やそうと思っているところです。
後輩
楽しさだけでなく、災害時など、小さな命を預っているという社会人としての責任感も忘れないでくださいね。
先輩
ちょっと身が引き締まってきました。成長した姿を見ていただけるよう頑張ります。
後輩
