毎年秋に「先生になる!応援合宿」を実施しています。合宿では、ガイダンスやワークショップ、面接体験等を通じて、教員採用試験への意識の向上と学生同士の連帯感を育みます。「たくさんの学びがあった」「同じ夢を抱く仲間が出来た」などの声が聞かれ、学生にとって充実した2日間になっています。
エクステンション講座は、教員に求められる専門教科などの土台となる学力を一人ひとりの力に応じて、基礎から無理なくつけることができるシステムです。問題演習などに加え、分野別、段階別の700種類を越える問題バンクから伸ばしたい力や克服したい課題を選び、自分で計画的に時間を使って学びます。学習についてアドバイスを受け、分からない問題は専門指導員の個別指導を受けながら進めます。
小学校のクラスや授業に入り教育ボランティア活動に取り組むなど、実際の学校現場等で数多くの経験を重ね、子ども達との触れ合いを通して教職への意思を確かなものにします。また児童教育学科では、8月から9月にかけて小学校や幼稚園等で5日間(40時間)のインターンシップを行います。
大学の近隣にある公立小学校と連携し、校内研修として行われる研究授業などを参観させて頂きます。各学校のすぐれた授業実践や学級づくりに触れることで多くのことを学び、自分が目指す教師像や学生時代に身につけておきたい力など希望の実現につながる大切な気づきが生まれます。
3年生のエクステンション講座では、これまで培った基礎基本の上に立ち採用試験の出題に即応する発展問題に取り組むなど、教員採用試験に対する実力と教師力の向上を目指します。学習上のどんな疑問や悩みにも応えてくれる教職支援室のスタッフは、みなさんの強い味方です。また秋に行う教育実習など貴重な体験を経て、より大きく成長するのもこの時期です。
4年生に進級する直前の春休みには、主に教員採用試験を控えた学生を対象とした対策講座を実施します。人物が重視される教員採用試験だけに一人ひとりの持ち味を生かし、自身の考えや経験、教育に対する熱情を自分の言葉で語り、自信を持って表現できるように面接、小論文の練習などにも取り組みます。
4月に願書を提出し、概ね6月下旬から9月上旬にかけて採用試験が行われます。一人ひとりに応じた指導を受けながら、仲間と一緒に試験対策に取り組みます。教職支援室は全員の試験が終わるまで夏期休業中も開室しており、教員が常駐して指導に当たります。直前の対策と各自の頑張りが道をひらきます。
教員採用試験は自治体ごとに行なわれ、4月にはそれぞれの希望地に願書を提出します。事前の相談から受験直前まで、一人ひとりの学生に応じた指導を行っています。面接や模擬授業、場面指導、小論文、実技など受験地の特色や傾向を踏まえて教員と個々の学生で対策を立て、納得がいくまで指導をします。
学校現場で働く卒業生に対しても、様々なアドバイスを行っています。とくに講師登録・講師採用から本採用を目指して勉強している方は、教職支援室主催の教員採用試験対策講座や面接指導などを無料で受けることができます。教職支援室で指導を受けた卒業生からも合格者を輩出しています。