



勤務先である守口生野記念病院は、ベッド数199床、診療科目16科目の総合病院。さまざまな症状をかかえた患者さまが入院しています。
私の仕事は、入院・通院中の患者さまたちの食事を管理し、一人ひとりにとってベストな栄養状態を作ること。献立作りから食材発注、栄養状態のチェック、日々の調理、病棟への配膳まで、病院の食事に関わることは何でもやります。
栄養指導を行うのは、糖尿病や高血圧などの患者さまがほとんど。どうしても食べ過ぎてしまう方が多いのですが、代謝の仕組みについて説明すると納得していただけます。入院中に苦労されていた糖尿病の患者さまが、退院後に元気そうな姿を外来で見かけると、「この仕事を選んで、本当によかった」と思いますね。
先輩から栄養指導について詳しく学びながら、勤務して2カ月目に一人で担当患者を受け持つようになりました。半年を過ぎると外来での栄養指導も始まります。
最初は、話したいことを上手く伝えられずにとまどいましたが、学生時代の「栄養カウンセリング論」などを思い出して、まずは相手の話を聴くことからスタート。今では、スムーズに、しっかりコミュニケーションできるようになりました。
実は健康そうにたくさん食べているようでも、栄養状態が悪いという方はたくさんいます。それはまさに病気の予備軍。大切なことは、患者さまの栄養状態をしっかりと把握して、適切なアドバイスをすること。そのためには、医学的知識や調理技術がまだまだ足りません。休みの日には、勉強会に参加したり、料理や健康についてのテレビ番組を観たりしています。あとは食べ歩きも(笑)。管理栄養士は、食と体に関するすべてが勉強なんです。
病気で食べられない人や食事制限されている方にも、食事を通して元気になってもらいたい。それがこの道をめざした理由です。これからもずっと臨床の管理栄養士として、働いていきたいと思っています。





幅広い食材をホテルや飲食店に卸している食材商社で、管理栄養士として勤務。取り扱っている食材で作る、オリジナル新メニューの考案を担当しています。
「豚のゆず梅酒角煮」や「蒸し鶏レタス巻きゆず山椒味噌」など、見た目はもちろん、原価のことも考えながら、簡単に調理できるメニューを心がけています。
また、お客様のご要望に合わせてメニューを提案することも多く、試行錯誤を繰り返す毎日です。それでも、メニューが採用されて実際の店舗で見ると、そんな苦労は忘れてしまうほど嬉しいですね。
大学の4年間は、本当に濃かったですね(笑)。「給食経営管理実習室」では栄養バランスの取れた食事を、大量につくるプロセスも体験しました。
たくさんの思い出のなかでも、忘れられないのが大学祭。 4年次に、ゼミの仲間と一緒に模擬店を出店し、材料の仕入れから損益の見積もり、シフトの作成など、一連の店舗運営の流れを経験しました。売り上げも良くて、結果的に最優秀賞もいただいたんですよ。
すごく大変だったけど、お店を経営することの難しさや、チームワークの大切さを学ぶことができ、今でもその経験が仕事をする上での基本となっています。
いつの日か、千里金蘭大学の近くで、料理がおいしいカフェを開きたいと考えているんです。いつも後輩たちが集まってきて、ワイワイおしゃべりしたり、栄養たっぷりのおいしい料理を楽しんでもらったり・・・。そんなステキな空間を創りたいと思っています。金蘭はとてもアットホームな雰囲気なので、今でも遊びに行くと、先生たちが温かく迎えてくれるんです。だから、私もそんな居心地のいいお店を作って、後輩たちを迎えてあげたい。
そのためには、今の仕事に一生懸命取り組んで、たくさん経験を積んでスキルアップすることが大切。今は営業担当者にお願いして、店舗の方たちの要望や想いを直接ヒアリングする機会を増やしています。
春には大学の後輩が入社してくる予定なので、先輩として良いお手本となれるようがんばっていきたいです。





勤務している老人養護施設での担当は、献立の作成と栄養ケアマネジメント。食事は基本的に全員同じメニューなのですが、一人ひとりの嗜好やアレルギーなどに合わせて提供しています。
たとえば、先日の献立にあったちらし寿司。これにエビが入っていたのですが、エビが嫌いな方やアレルギーのある方には代わりに鮭を入れるなど、細かな対応が必要なんです。かなり大変でしたが、利用者の方たちはとても喜んでくださって、本当に嬉しかったですね。
私自身、食物アレルギーで苦労してきたので、同じ悩みをもつ人たちを少しでも助けたいという気持ちから、管理栄養士をめざすようになりました。金蘭は少人数クラスなので先生方との距離も近く、国家試験対策でも丁寧にご指導いただいたおかげで、無事に合格することができました。
まだまだ学ぶことが多くありますが、利用者の方の声をよく聞いて、健康状態などを把握しながら、いい献立を作っていきたいと思います。

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私は、年長クラス「あおぐみ」の担任。学生時代も実習やボランティアなどで子どもたちと多く触れ合ってきましたが、担任となると責任がまるで違います。
特に年長さんは、小学校へ上がるための準備の1年なので、「先生がお話しするときは三角座り」「遊んでいても集合の曲を弾いたら集まる」など、子どもたちと約束ごとをつくって「けじめ」をつけさせるように心がけています。そのあたりはきっと、保護者の方から期待されていることだと思うので、「新人の先生だから不安」と思われないよう、毎日全力で挑んでいます。
保護者の方と会話をしていると、金蘭おやこクラブの経験を思い出します。金蘭では子どもだけでなく、保護者の方と接する機会も多くありました。当時は、おどおどすることが多かったですが、今思えば、あの経験が活きていると思います。
まだ始まったばかりで、やりがいを感じるほどの余裕は正直ないのですが、先日、うれしいことがありました。ある子の連絡帳にお母さんが「前は幼稚園に行きたくないと言っていたのに、最近は幼稚園に行くのが楽しいと言います。昨夜は家で、教えてもらった体操を見せてくれました」と書かれていました。子どもたちにとって最後の1年、とびきりの思い出をつくってあげたいです。

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私は3歳児クラスの加配保育士として、支援を必要とする子どもたちの生活をサポートしています。
たとえば、手洗いの指導。言葉だけの指示を理解するのが苦手な子どもには、目で見て理解できるよう、「蛇口をひねる」「石鹸を泡立てる」「泡を洗い流す」「蛇口を閉める」「タオルで手をふく」など段階を細かく分けて、それを絵や写真にして伝えています。時間はかかるけど、少しずつうまくなっていく姿を見ているとうれしいですね。
実は、この指導法を学んだのは大学時代。心理系のゼミで、発達障がいをテーマに卒業研究をおこないました。
アメリカで始まった発達障がいを支援するTEACCHプログラムについても積極的に学習。その経験が今につながっていることを、日々実感しています。と言っても、机で学んだことがそのまま子どもたちに通用するわけではありません。子どもによって、性格も支援が必要なところも様々なので、支援方法は一人ひとり変える必要があります。
また、学生時代と違って1日中子どもたちと接しているので、使う体力も、時間の流れも全く違います。まだまだ戸惑いも多いですが、私自身も一歩一歩、子どもたちと一緒に成長しながら、子どもたちの未来をしっかりと支えていきたいです。
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