2018.12.23

吹田くわい料理教室を開催しました

2018年12月9日(日)に市民の皆さま、吹田市、大阪ガス株式会社と本学生活科学部食物栄養学科の教員・学生による吹田くわい料理教室を開催しました。
料理教室では、くわいを使用した3品の料理について、八木千鶴講師(千里金蘭大学生活科学食物栄養学科)が調理方法について解説しました。

【料理教室の概要】
今夏に開催されました「吹田くわいバケツ栽培里親募集」に参加された親子など市民の皆さまを対象に、吹田市、大阪ガス株式会社、千里金蘭大学の3者が協力し、料理教室を開催しました。
吹田市における吹田くわいの取り組みや、料理におけるうま味の講義、吹田くわいの調理方法について説明がありました。
その後、くわいを使用した料理作りを行い、本学生活科学食物栄養学科の学生も調理補助を行いました。

【今回のメニューについて】
◆関西風お雑煮吹田くわい入り
下茹で後、お雑煮のだし汁と煮て、くわいの姿をそのまま活かした料理です。
◆スコッチくわい
ハンバーグ生地の中心にマッシュしたくわいを入れ、コロッケの要領でパン粉をつけ、揚げます。素揚げしたくわいの芽をさせば、出来上がりです。
◆くわいチップサラダ
くわいをスライスして油で揚げたものを使用しています。
◆くわいブラウニー
チョコレート生地に甘露煮のくわいを入れています。
◆おつまみくわい
小粒のくわいを素揚げし、塩をふりかけました。お酒のあてにもなる一品です。

上記、5品の内、「スコッチくわい」と「くわいブラウニー」は本学の学生が考案したメニューです。くわいにはアク抜きが必要ですが、電子レンジでできる調製条件を学生が考案しました。

【吹田くわいについて】
くわいは、丸い実から角のような芽が出ることから、「お芽出たい野菜」として、おせち料理などに使われています。特に、吹田くわいは、古くから吹田市の名産であり、大阪府の「なにわの伝統野菜」にも認定されています。一般的なくわいよりも小粒で、甘みがあることが特徴です。現在は、吹田くわい保存会の努力によって、種の保存がはかられています。

【関連リンク】
吹田市
http://www.city.suita.osaka.jp/
大阪ガス株式会社
http://www.osakagas.co.jp/index.html

千里金蘭大学
https://www.kinran.ac.jp/
千里金蘭大学生活科学食物栄養学科
https://www.kinran.ac.jp/academics/dietetics/
食物栄養学科ブログ(掲載ページ)
https://www.kinran.ac.jp/cheer/blog/food/2018/12/11/post-571/