助産師教育課程~臨床推論(シミュレーション)学習『リアルタイムで診断しよう!』~

助産師学生は、いよいよ来月から分娩介助の実習が始まります!
助産師は、瞬時に(リアルタイム)で、この産婦さんはいつ生まれそうか、正常な経過をたどっているか診断し、陣痛の痛みを和らげるケアなどを行っています。
そこで、いよいよ始まる実習に備え、陣痛が始まった産婦さんに対応する場面を、今まで得た知識・技術を総動員して演じました。

まず、産婦さんから陣痛が始まったようだとの電話がかかってきた場面を助産師役の学生と産婦役で実際に演じました。
そのあと、助産学生全員で産婦さんからの電話で何を聞いておいたらよいのか?来院時の予測や助産師のすべきこと、そのための準備について考えました。

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IMG_1193掲載用ナースステーション

次は、産婦が夫と来院してきた場面を演じます。
先ほど話し合っていた内容でやってみます。

IMG_1202掲載用 分娩台学生教員

IMG_1203掲載用 分娩台

すべきことは頭ではわかっていても、陣痛が来ている産婦さんに、安全安楽で、優先順位やタイミングを考え、産婦さんや夫の気持ちも考えながら声をかけながら行動することの難しさを実感しました。
また、電話での情報から、刻々と変化していく状況に合わせて、分娩の予測と助産師としてすべき行動も修正していかねばならないことなど、当たり前のことだけど、実際の場面ではなかなかできないことをたくさん学ぶことができました。
頑張れ!助産学生!

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