2020.01.07

今年も吹田くわい料理教室を開催しました

2019年12月7日(土)に市民の皆さま、吹田市、大阪ガス株式会社と千里金蘭大学生活科学部食物栄養学科の教員・学生による吹田くわい料理教室を開催しました。
料理教室では、くわいを使用した4品の料理について、八木千鶴講師(千里金蘭大学生活科学部食物栄養学科)が調理方法について解説しました。


【料理教室の概要】
今夏に開催されました「吹田くわいバケツ栽培里親募集」に参加された親子など市民の皆さまを対象に、吹田市、大阪ガス株式会社、千里金蘭大学の3者が協力して、開催しました。
吹田市における吹田くわいの取り組みや、料理におけるうま味の講義、吹田くわいの調理方法について説明がありました。
その後、くわいを使用した料理作りを行い、本学生活科学部食物栄養学科の学生も調理補助を行いました。


【今回のメニューについて】
◆関西風お雑煮吹田くわい入り
下茹で後、お雑煮のだし汁と煮て、くわいの姿をそのまま活かした料理です。

◆吹田くわい入りハンバーグ
ハンバーグの中心につぶした吹田くわいと長芋を入れ、苦味はほんのりと。

◆くわいポテトボウル
マッシュしたじゃがいもとチーズをまぜ丸くし、周りにスライスした吹田くわいをまぶし油で揚げました。芽をさせば大きな吹田くわい!お子様に大人気の一品。

◆くわいモンブラン
くわいクリームを使った一口サイズの可愛いお菓子です。

上記、4品の内、「くわいモンブラン」は本学の学生が考案したメニューです。
昨年の研究を引き継ぎ、電子レンジを利用してくわい甘露煮からくわいクリームを作製しました。
実は、最も苦労したのは土台のメレンゲクッキーでした。

【吹田くわいについて】
くわいは、丸い実から角のような芽が出ることから、「お芽出たい野菜」として、おせち料理などに使われています。特に、吹田くわいは、古くから吹田市の名産であり、大阪府の「なにわの伝統野菜」にも認定されています。一般的なくわいよりも小粒で、甘みがあることが特徴です。現在は、吹田くわい保存会の努力によって、種の保存がはかられています。

【関連リンク】
吹田市
http://www.city.suita.osaka.jp/
大阪ガス株式会社
http://www.osakagas.co.jp/index.html

千里金蘭大学
https://www.kinran.ac.jp/
千里金蘭大学生活科学部食物栄養学科
https://www.kinran.ac.jp/academics/dietetics/