小学校で「さんすう教室 (2022) 」を開きました

教育ゼミでは、11月から12月にかけて吹田市立藤白台小学校で1年生を対象にした「さんすう教室」を開きました。開催場所は、1年生の各学級と教室前の「みんなの広場」です。

♪オープニングは、クラスみんなで「くりあがりの歌」を歌います (^^♪。 子どもたちが「計算と仲良くなるよう」に企画した「さんすう教室」の取り組みがスタートです。

教室の前にある「みんなの広場」に移動して、いよいよ「さんすう教室」が始まりました。「7+9は?」「16!」「正解!すぐに答えが言えたね!」「次は…。」

子どもたちは、学生がつくった「計算カード」を持って、足し算や引き算、チャレンジなど、いろんな計算のコーナーをまわります。「11+6は?」「ヤッタネ、すごいなあ~」「スタンプが集まった!」子どもたちとは、コミュニケーションを図りながら進めます。

繰り上がりや繰り下がり、3つの数の計算など様々なコーナーが設けられ、挑戦するたびに、計算カードにはいろんな種類の可愛いスタンプが増えていきます。

「スタンプが3つたまったよ!」「すごいね!」スタンプが3つ集まった子どもたちには、「たし算」と「ひき算」それぞれの賞状が、手渡される仕組みです。

賞状を出すコーナーです。「頑張ったね!!」一人ひとりに声をかけ、名前と日付を書き入れた賞状が手渡されます。子どもたちの満足そうな笑顔に出会えます。

感染症にも配慮して、「さんすう教室」は週替わりでクラスを分けて行いました。1年生は、全部で5クラスあります。小学校の昼休みに、学生たちが準備をしている様子です。

準備中には「懐かしいなぁ~」と言って訪ねて来る子どもたちもいます。1年生の掃除の応援に来ていた6年生も「低学年の時にやったよな!」と嬉しそうに話してくれました。

最終日は、これまでゼミ活動等に協力して頂いたお礼に、1年生の教室の窓ガラスや換気扇などをピカピカに磨きました。1年生では手の届かないところも大丈夫!

教室の窓には、子どもたちの作品による秋らしいディスプレイが有りました。さんすう教室を通して、子ども理解や先生方の学級指導など、学生たちは様々なことを学びます。

二巡目は、各学級で「さんすうビンゴ」を行いました。子どもたちのビンゴカードに、学生が出した問題の答え(数字)が並ぶと見事ビンゴです。子どもたちの真剣な眼差し!

問題を出す学生、教室内で子どもをサポートする学生など役割を分担して進めます。ビンゴになった子どもには手作りメダルが用意され、最後は全員がメダルを手にします。

ビンゴ大会が終わったら、「みんなの広場」で「さんすう教室」の再開です。

「計算が出来て褒められたり、スタンプをもらった時の子どもたちの嬉しそうな笑顔が、とても印象にのこりました。」「『褒めるとは、子どもと一緒に喜び合うこと』の意味が、実感として伝わりました。」(学生の感想より)

多くの学びや子どもたちとの楽しい思い出を得て、恒例の「さんすう教室」が無事に終了しました。ご協力頂きました、校長先生や1年生の担任の先生方をはじめ吹田市立藤白台小学校のみなさま、本当にありがとうございます。

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