2020.03.09

「吹田くわい×認知症予防 料理教室」を開催しました

2020年1月25日(土)に市民の皆さま、吹田市認知症カフェ交流会、津雲台・藤白台地域包括センターと本学生活科学部食物栄養学科の教員・学生による「吹田くわい×認知症予防 料理教室」を開催しました。
料理教室では、くわいを使用した3品の料理について、八木千鶴講師(千里金蘭大学生活科学食物栄養学科)が調理方法について解説しました。

【料理教室の概要】
認知症サポーターのフォローアップ研修と吹田くわい料理教室の2部構成で開催されました。料理教室では、吹田市認知症カフェ交流会で育てられた吹田くわいを使用しました。
千里金蘭大学には、1年次後期の社会貢献論において認知症サポーター養成講座があり、学生は認知症サポーターになっています。参加した学生は、フォローアップ研修と認知症当事者との調理実習を通して、サポーターとしての活動や理解を深めました。


【今回のメニューについて】
◆吹田くわいカレーコロッケ
吹田くわいとじゃがいもをマッシュし、認知症予防や認知機能低下に効果があるとされるカレー粉を使った一品。味はもちろん作る工程も大好評でした。
◆吹田くわい入りミネストラ
大豆をはじめ多種の野菜を盛り込みポリフェノールたっぷり。吹田くわいとトマト味という意外な取り合わせのスープ。


【吹田くわいについて】
くわいは、丸い実から角のような芽が出ることから、「お芽出たい野菜」として、おせち料理などに使われています。特に、吹田くわいは、古くから吹田市の名産であり、大阪府の「なにわの伝統野菜」にも認定されています。一般的なくわいよりも小粒で、甘みがあることが特徴です。現在は、吹田くわい保存会の努力によって、種の保存がはかられています。


【関連リンク】
生活科学食物栄養学科 講師 八木千鶴(ヤギ チヅル)
https://www.acoffice.jp/skuhp/KgApp?resId=S000002

千里金蘭大学
https://www.kinran.ac.jp/
千里金蘭大学生活科学食物栄養学科
https://www.kinran.ac.jp/academics/dietetics/