2022.02.07

武智多与理教授らの論文が「日本家政学会誌」に掲載

武智多与理教授(千里金蘭大学生活科学部食物栄養学科)らの論文が、「日本家政学会誌」に掲載されました。

本論文は、グルテンフリー米粉パンの製造技術の開発を目的としたものです。グルテンを含まない米粉では、グルテンに替わるものを添加しなければよいパンが調製できません。本研究では、オレンジジュース製造時のジュース残渣を、グルテン代替物質として利用することの影響を検討しました。その結果、ジュース残渣粉末を米粉に対し45の割合で添加することで、グルテンフリー米粉パンの製パン性が向上しました。グルテンフリー米粉パンの調製において、ジュース残渣粉末がグルテン代替物質となりうることが示唆されました。

 

【論文紹介】

表題

Impacts of Slow Juicer Residue Using Orange on Baking Quality of Gluten-Free Rice Flour Bread
(グルテンフリー米粉パンの製パン性に及ぼすオレンジを用いたスロージューサー残渣の影響)

 

詳しくは、下記URLをご参照ください。

日本家政学会ホームページ

https://www.jshe.jp/gakkaishi/paper_log/2021.html

CiNii

https://ci.nii.ac.jp/naid/130008120988

 

【関連リンク】

日本家政学会

https://www.jshe.jp/index.html

 

千里金蘭大学

https://www.kinran.ac.jp/

千里金蘭大学生活科学部食物栄養学科

https://www.kinran.ac.jp/academics/dietetics/

生活科学部食物栄養学科 教授 武智 多与理(タケチ タヨリ)

https://www.acoffice.jp/skuhp/KgApp?resId=S000095