元々看護師をめざしていましたが、中学の職業体験で産婦人科に行き、お母さんと赤ちゃんが笑顔でいる姿や向き合っていく姿に心惹かれました。そこで初めて女性の一生をすぐそばで支えられる助産師という職業を知り、自分もなりたいと強く思うようになりました。家から近いこと、ほぼ一対一の指導を受けられることを知り、千里金蘭大学に進学しました。

私の代はコロナ禍の影響で、以前まで実施されていた交流会などがなく、先輩と関わる機会があまりなかったため、最初は戸惑いました。もっと直接話す機会があればよかったと思います。けれども、どの先輩も自ら声をかければ就職に向けてのアドバイスをくださり、とても助かりました。

また、助産師教育課程ではほぼ一対一の手厚い指導・教育を受けることができ、満足しています。どの先生も非常に熱意があり、常に全力で受け止めてくれました。時には厳しく時には優しく指導してくださり、第2の母親のような頼りがいのある大切な存在になりました。

助産師教育課程での選抜試験に備え、母性の授業資料をノートにまとめ、ほぼ丸暗記するくらい読み込みました。また、看護師国家試験の母性分野の過去問にも取り組みました。面接対策は、どんな助産師になり何をしたいのかを明確にしました。

特に印象深いのは、助産技術学の授業です。分娩介助の実技の試験があり、仲間と毎日長時間練習したのを覚えています。助産師教育課程の授業は、看護の授業よりもより臨床に近く、手厚い教員の指導を受けることができ、助産師になるんだという気持ちを常に持って取り組みました。やはり手厚く熱心な教員の指導が、千里金蘭大学助産師教育課程の一番の良さだと思います。また、学生が少人数であるからこそ、お互いに高め合い助け合いながら仲良く最後までやりきる事ができたと思います。