2021.08.23
千里金蘭大学看護学部では、教育サポーター(模擬患者や教育ボランティア)参加型の演習を導入しています。
地域の皆様に教育サポーターとしてご協力いただくことにより、よりリアルな臨床現場を再現した演習ができるだけでなく、学生にとって様々な世代の方と交流する貴重な機会となっています。
模擬患者の皆さんを対象に、「演じる楽しさを知ろう!・導入編」と題し、ドラマケーション等の演劇の手法を知り演じることへの興味関心が深まること、また模擬患者同士が互いのことを知るきっかけができることを目標にしたフォローアップ研修を8月19日に開催しました。
当日は暑い中、4名の方にご自宅から遠隔で研修に参加していただきました。また、2名の方は直接ご来校いただき参加していただきました。
金蘭会高等学校で演劇部の顧問をされている山本篤先生を講師にお迎えし、演劇の基本となる発声の練習、五十音の練習などを行いました。
リモートではありましたが金蘭会高校の演劇部の生徒も参加して下さいました。
◇学内参加者の様子。感染予防の観点からリモートで講習を受けていただいています。
◇研修中のWEB会議ツールの画面
自己紹介をした後、みんなで発声や感情表現の練習を行いました。
感情を開放する演習では喜怒哀楽を言葉で表現する練習を行い、急に笑ったり泣いたりする練習はとても刺激的な内容でした。
◆滑舌がよくなると伺い毎日実践して、仕事にも役立てたいと思います。自己表現で、どのように表現すれば人に伝わるだろうかと考えると自己表現は難しいと思いました。
◆年をとるほど(自己が邪魔して)演じることが難しくなるとは、その通りかなと感じた。
◆楽しかったです!ひとつひとつがとても新鮮でした。ほんの少しの時間でしたが、心が開放されていくのを感じました。ほんと、ドラマのように演じられたら素敵だな~と感じました。
◆集団の中で笑ったり怒ったりするのは少し恥ずかしかった。せっかくの場だったので、もう少し周りを意識することなくすればよかったのかもと反省。(個別ブースならできたかも)
新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、模擬患者の皆さんには学生と直接対面するような演習に参加していただくことが難しい状況が続いています。そのような中ではありますが、今後も様々な楽しい企画を通して地域の皆様とともに学生の教育を作っていけたらと思います。新型コロナが早く終息することを願っています。
https://www.kinran.ed.jp/club/theater/
https://www.kinran.ac.jp/academics/nursing/
https://www.kinran.ac.jp/academics/nursing/20190204-6
https://www.kinran.ac.jp/chiiki/