平成23年度 卒業式

本日、「平成23年度 千里金蘭大学卒業式」を行いました。
食物栄養学科・児童学科・看護学科・現代社会学科・人間社会学科の5学科
総勢234名が、新たに千里金蘭から社会に巣立ちます。
 
式では、卒業生代表から『門出の誓い』が読み上げられました。
大学での学びや、4年の間に経験した様々な出来事、
それらを噛みしめ、そして、それらを活かして社会で活躍したい
という、強い思いを感じる誓いのことばでした。
 
 
今日は、それらの『門出の誓い』を紹介したいと思います。
 
 
 司会とピアノ伴奏も卒業生が行い、各学科の代表者が誓いを読み上げました。
 
<食物栄養学科代表 Nさん>
思い起こせば4年前、不安と期待を胸いっぱいにして大学の門をくぐったことを思い出します。今ふり返りますと、月日の経つ速さを改めて実感するとともに、自分たちは社会に出て行く用意がしっかりできたのだろうかという新たな不安も感じます。学んだことは講義や実習、学外での臨地実習など初めてのことばかりで大変でしたが、先生方の厳しい指導、時には優しい励ましをいただき、また、ここで出会ったかけがえのない仲間とも支えあって、今日を迎えることができました。これから私たちは、大学で学び経験したことを生かしつつ、「食、栄養」という人々の生活の重要な分野での活動に従事することになります。人々の健康のために努力し、社会に貢献できる管理栄養士、栄養士になれるよう全力を尽くすことをお誓いいたします。
 
<児童学科代表 Hさん>
私たちは「子どもが好き」という思いを胸に、千里金蘭大学生活科学部児童学科に入学してきました。今ではその思いの上に、4年間の多様な学び実習の経験が積み重なり、それぞれに新しい「子ども」観を身に付けたように思います。いま私たちは、子どもには意見を表明する権利があるということ、子どもは自ら学んでいける力を持っているということを知っています。そして、この子どもの主体を大切に受け止めることができる大人になりたいと心から願っています。そしてまた子どもと共に学び成長していく存在でありたいと願っています。もちろん子どもと接することに不安を覚えたり困ったりすることもありますが、私たちは4年間の学びをより深めながら、様々なかたちで子どもの豊かな育ちを支援していくことを、ここに誓います。
 
<看護学部代表 Tさん>
私たちは、千里金蘭大学看護学部第1期生として入学しました。この4年間、多くのことを学ばせていただきましたが、特に、臨地実習は看護職として社会にはばたく私たちに勇気や希望を与えてくれる大きな経験でした。実際に患者様を看護することで、「ココロかんご」の大切さを感じることができました。しかし、同時に、学習してきたことを生かすことのできない自分自身への悔しさや無力さを感じることも多くありました。そんな日々を乗り越えることができたのは、先生方や実習指導者の方々、仲間、家族の存在があったからです。そしてなにより、私たち学生の実習を快く引き受けてくださった患者様には感謝の気持ちでいっぱいです。皆様に少しでも恩返しができるよう、後輩たちの希望となれるよう、本学での学びを誇りに、患者様のココロに寄り添うことを忘れず、看護職として誠意を持って歩んでいくことをここに誓います。
 
<現代社会学部代表 Kさん>
私たちは、現代社会学部の最初で最後の卒業生です。千里金蘭大学で過ごした4年間で、様々な人と出会うことができました。ここで出会った友人一人ひとりが大切な宝です。また、かけがえのない恩師にも出会うことができました。先生方のお話しで視野を広げることもできました。さらに、大学に入ったからこそできた経験もありました。
今後の人生もきっと、様々な出来事が起こると思います。責任ある発言と、誠実な行動をとれる一人前の大人になることを誓います。
最後にもう一度、お世話になった先生方、職員の皆様、そして私たちを応援してくださったすべての方々に心からお礼を申し上げ、門出の誓いといたします。
 
 最後は、客席の保護者・先生に向けての御礼も。
 
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その他、式の様子です。
 
大学生活の締めくくりとして、厳粛かつ盛大に執り行われました。

 
着物や袴が色鮮やか。
女子大学らしい華やかな雰囲気に包まれています。

 
職員も、裏からではありますが、舞台の操作などをしながら
皆さんを最後までお見送りします。

 
式の後は学科ごとの記念撮影。

この後、学科別にわかれて、大学での最後の時間を締めくくりました。
ちなみに今夜は、近隣のホテルなどの会場で、各学科主催の謝恩会も行われます。
 
 
オープンキャンパスで協力してくれていた4年生スタッフも無事に卒業です。
OCに参加したことのある方は、会ったことのある先輩かもしれませんね。
4月からは、それぞれの専門を活かした就職先で、力を発揮します。
 
 
 
 
それでは皆さん、ご卒業おめでとうございます!!
 

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