小学校教育コースの発展ゼミ(国際)ではいろいろな視点で異文化を学んでいます。今月は、箕面市多文化交流センターを訪問し、国立民族学博物館を見学しました。
箕面市多文化交流センターでは地域に住む外国出身の方が家庭料理を提供する「コムカフェ」でシリア料理を初体験!
シェフが「シリア料理はどうですか?」「聞きたいことはありますか?」とテーブルまで来てくださり、香辛料がほどよく効いたムサカン(チキンロール)とパイ、レンズ豆入りスープ、サラダ、デザートのカタイフ(シリアのお菓子)までおいしくいただきました。
昼食後はセンター内を案内してもらい、箕面市国際交流協会(MAFGA)の取り組みについて学習。多言語のポータルがあることに驚き、外国にルーツをもつ子どものサポートには興味津々のようでした。卒業研究のテーマにもなりそうな課題ですね。
別の日には万博記念公園内の国立民族学博物館を見学。1970年の大阪万博を記念してできた「太陽の塔」がランドマークの公園内にある博物館です。
民族学博物館には通常展示と特別展示があります。千里金蘭大学はキャンパスメンバーズなので、学生証を見せればどちらもタダで入れるんですよ。
世界の民具を集めた特別展「民具のミカタ博覧会」には、ユニークなかたちと素材の民具やみなで分け合うための器などオモシロイものがいっぱいありました。
これは祭りや儀式に使う仮面と像です。
これから小学校に教育実習に行く学生たち。世界にはいろいろな国と文化、暮らし方や価値観があることを知って視野をひろげています。