2年生の「家庭支援論」の授業では、さまざまな家庭があること、保育者として
できる支援の現状や枠組みを学んでいます。
7月10日、大阪子どもの貧困アクショングループ、CPAO(シーパオ)で活動され
ている徳丸ゆき子さんに、特別にご講演に来ていただきました。
日本でも身近にあるはずなのに、見えにくい子どもの貧困。
夏休みが近づきつつある今日このごろ。
学校が休みになると給食がなくなって、普段以上におなかをすかせている子どもが
いる・・・そんな貧困家庭の現状、子ども虐待との関連、ひとり親家庭の困難など
限られた時間でも、ひきこまれる盛りだくさんなお話でした。
各地で子ども食堂や学習支援活動がされていますが、国際的に見て、いかに日本の
制度・対策が立ち遅れているか、ショックな話も。
でも、無力な個人でも、人とつながり行動すること、人が人を支えるのが大切とい
うメッセージに勇気をもらえました。
お忙しいなか、ご講演ありがとうございました。