

金蘭の先生の熱心な指導が
身についていることを
助産の現場で実感しています。

後輩 Y さん
助産師
2017年 看護学科卒業

先輩 I さん
助産師
2013年 看護学科卒業
※掲載されている記事および学年は取材時のものです。
※カリキュラムや実習先等は、変更される場合があります。
金蘭の先輩がいて心強い。
I先輩は、入職して何年目になりますか。

入職して6年目になりますが、最初の1年は外科や内科をまわったから、産科に配属されてからは5年目です。Yさんのことは指導し始めて、もう1年近く経つのかな。

はい。I先輩が私の姉のような役割で、妹役が私。姉をプリセクター、妹をプリセクティというんですよね。

そうそう。Yさんには、まずは病棟業務から慣れるところから始めてもらいました。

その後は、私が受け持つ人の、その妊娠週数に合わせた保健指導や、沐浴、退院などの指導案を作っては、I先輩にチェックしてもらって。母親教室の実施も見てもらって感謝しています。

指導案のチェックでは、いつも真っ赤に添削して返しているけど、へこたれていないですか。

はい、大丈夫です!

私とYさんは同じ金蘭出身。同じ教育を受けてきたから、Yさんがどんなことを勉強してきたか、どんな指導を受けてきたかよく理解できるんです。

そのほうが、私も安心できます。

だから、少々厳しくしても大丈夫というのがわかって、指導しやすいというのはあります。Yさんは、どう?

私も、先輩とは同窓で使う指導案の書式などが一緒だから、教え方がわかりやすいです。

それはよかったです。実は、去年、私がプリセクターをすることが決まった時、金蘭出身のYさんを担当したいと師長に自ら申し出たんですよ。

そうだったんですね。私もこの病院に入職する時、大学の先生から、「Iさんがいるから安心だね」と言われていたんです。実習の時から、先輩には声をかけていただいて励みになっていました。

そういってもらえると、嬉しいな。

ここの職場は、金蘭の先輩が多く入職していることもあり心強いです。


先生の熱心な指導で
身についた知識や技術。
金蘭の先生は熱心な指導をしてくださいましたよね。「ここまでやらせてもらえるの」というようなことをみっちりやらせてもらいました。

例えば、どんなことですか?

自由な姿勢で出産できるフリースタイルの第一人者で本を出版しているような先生に来ていただいて2コマの講義を受けさせてもらったり。

それは勉強になりますよね。

あとは病院の産科以外にも産院で赤ちゃんを取り上げ、入院中の実習もして、一ヶ月健診や家庭訪問まで経験しました。

私は、職場で「どんな病態かわかる?」と聞かれた時、大学で勉強した病態に関する知識が思い出せます。それぐらい、大学で学んだことは染みついていますね。分娩などの技術面もしっかりやらせてもらいました。

お互い、金蘭でしっかりと指導を受けてきたからこそ、知識や技術が身についていることが実感できますね。


受け持つ人の心も
見られる助産師をめざして。
ところで、Yさんは助産師になって、どんなところにやりがいを感じていますか。

受け持ちの人に、例えば廊下ですれ違った時に「今日はいてくれてよかった」と言ってもらったり、陣痛の時に付き添ってあげた人が一ヶ月健診で赤ちゃんを見せにきてくれたりするとやりがいを感じます。

それは嬉しいですよね。私は指導的な立場になって、やっぱりYさんの成長が嬉しいです。1年間で指導期間は終わるけど、その後も暖かく見守っていきたいと思っています。

ありがとうございます。ぜひ、お願いします!

Yさんには、受け持つ人の心まで見ることのできる助産師になってほしいですね。これはどんな職業でもいえると思いますが、その人をよく見て、自分はどれだけのことをしてあげられるか考えながら働いてほしいです。

はい、これまで以上に視野を広くして、そのような助産師になれるよう頑張ります!

