今日は「子どもスポーツ」の授業を紹介します。
月曜日1限とあって受講生は多くありませんが、
保育現場における運動遊びの活動内容や指導法についてしっかり学べる、充実した楽しい授業です。
今回のテーマは「ボール遊び」について。
ボールを使用して、どのような遊びができるのか、
保育者がどのような意識でボール遊びを提供していくのかについて体験的に学びます。
例えば・・・
ボールを投げる動作にも沢山の段階があります。
足を踏み出し、腕を振り上げ、重心を移しながら身体をひねり、手を振ってボールを押し出す。
大人には簡単でも、子どもは最初からそれらの動きを連続してなめらかに行える訳ではありません。
だから、保育者は、動きを細かく分解し、段階的に子どもが動きを学べるよう考えます。
遊びの中に取り入れて、楽しく自然に学べるように工夫するのです。
相手が出す手に素早くタッチ!目を動かし狙いを定めて身体をコントロールします。
ボールを投げる動きは、新聞紙鉄砲の遊びでも体験できますね。
ぶつからないよう忍者歩きですれ違う遊び。空間認知やボディイメージの力を育てます。
ボールに座って体幹を鍛える遊び
投げ上げて、つま先タッチしてからキャッチします。
お互いのボールをぶつけたり、ぶつからないように転がして、コントロールを学びます。
最後はグループでサッカーもしましたよ
(参加したので写真が取れませんでした。すみません!)。
幼児期にこうやって楽しく段階を踏んで運動遊びを体験することで、
運動遊びが苦手な子どもが減っていきますね。
遊びへの理解を深め、自分の中に遊びの引き出しを沢山作ることは、
保育者にとってとても大切な学びです。