いよいよ施設実習

大学近くの三色彩道が見ごろになる頃は、施設実習がはじまる季節の訪れ。

施設実習は、乳児院や児童養護施設などの施設で行う実習で、保育士資格を希望する学生に必要な保育実習の一部です。

保育所の実習よりも実習イメージがつきにくく、3年生はドキドキしながら準備しています。先日、昨年実習に行った4年生から実習体験談を聞いて学びました。

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小学生の宿題を見ていて暴言をはかれ、職員さんの助言を聞いて落ち着いて対応したことで子どもと再び関われたこと、乳児が里親さんに引き取られた時のいいことなのに何とも言えない切ない気持ち、子どもの言葉の裏にある本当の気持ちにハッとさせられたこと、子どもとの距離を縮めようと自分の特技を使って作成したもの、など

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体験談から浮かびあがってくる子どもへの対応の難しさ・・・とともに、子どもの愛らしさや学生の積極的に学ぼうとする姿勢が清々しく。

また、寒い朝布団から出るのがつらかった、インフルエンザにかかった、慣れない家事に大変だった、なんて失敗談や苦労話も聞いて。

文章で見ると何だか本当に大変そうですが、どの4年生も最後はみんな実習が思い出深かった、実習後もボランティアに行った、と実に楽しそうに語っていました。

3年生からのどんな小さな質問にもアドバイスたっぷり。宿泊でも通いの実習でもお菓子が必需品だそうですよ。

「だいじょうぶ」という4年生の言葉を胸に、3年生、来月がんばりましょう。

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