小学校で授業を参観

吹田市立藤白台小学校で、5年生(社会科と算数科)の授業を参観し、子どもたちの意欲を引き出して学習課題に迫る授業展開や児童理解、学級経営など多くのことを学ばせていただきました。授業参観の様子と参観後の学生たちの感想の一部を紹介します。

社会科の授業では、「日本の食糧生産」を参観させて頂きました。「子どもたちが自ら学習課題を見つけ出すという、児童主体の授業展開にすごく感動しました。主体性を大切にした授業とはどのようなものか、実際に見ることができました。」

「授業を見学させていただき、授業は先生が進めることはもちろんですが、子どもたちとつくっていくことを改めて感じました。私も子どもたちの疑問や様々な意見を引き出すような授業をつくりたいと思います。」

「最初からめあてを書き出すのではなく、導入で簡単な資料から出会わせてどんどん深堀していく感じでした。児童の疑問や発言からめあてを導き出し、次の展開に持っていくのがすごいと思いました。資料との出合わせ方の工夫など、今後の実習に生かしたいです。」

算数科の授業では、「ならべ方や組み合わせ方」を参観させて頂きました。「先生は、子どもたちに考える時間を与え、その際に机間指導をして、子ども一人ひとりの様子を細かく見ていました。全体的な指導と個別の指導を行うことが大切なのだと感じました。また、子どもたちを全力でサポートする姿がとても印象的でした。」

「子どもが自分から進んで参加している授業を実際に見ることが出来ました。先生から教えて頂いた、『授業の流れを何通りも考えること』、『いつ子どもに発表してもらうかを考えながら進行すること』、『必要な時に振り返りをすること』、『子どもの前向きな気持ちを育てること』などを大事にして、私も授業づくりをしていきます。」

授業後は、お忙しい中、授業者の先生との話し合いの場も持って頂き、授業や学級づくりについて、日々子どもたちと向き合っておられる先生方の貴重なお話をお聞きしました。本当に、ありがとうございました。

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