2025年度より看護学専攻共通科目として「看護栄養学特論」が開講されます。
栄養は看護における重要なことがらの一つであり、乳児期から老年期にいたるライフサイクルの各段階においてそれぞれに特徴的な栄養のあり方を考える必要があります。
栄養と言えば五大栄養素が頭に浮かび、これらは独立のものと考えられがちですが、実際はたがいに密接に関係しあっています。
たとえばタンパク質は身体の構造を形づくるという役割を持っている一方で、ある時には糖に代わってエネルギー源となって身体の機能を支えており、その変換の過程にビタミンやミネラルが関わっています。
そしてこのかかわり方に個人差・年齢差・性差といった要因がからんできます。
「看護栄養学特論」ではそういった看護における栄養学を系統的・論理的に考える力をつけることを目標にしています。
ご期待ください。