7月19日(土)3限(13:00~14:30)「ヘルスケアシステム特論」の6回を担当する土井専任教員の最終授業の様子です。
この「ヘルスケアシステム特論」は、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)の保健・医療・福祉分野における諸問題や医療系人材の役割及び健康増進や健康支援のあり方など看護実践の基盤となる知識の理解を深めるとともに、論理的・実証的な考察力を高めるための科目群[基盤科目]の1つです。
社会保障の原則と歴史、公的扶助、公衆衛生、社会福祉、健康保険など諸制度の講義のまとめとして、70歳認知症女性と40歳脊髄損傷(C5/C6)男性の事例検討を2グループに分かれて行いました。今までの講義資料を参考にしながら、必要な社会資源、相談窓口についてグループワークを深めました。
「成年後見制度」「法テラス」「住宅型有料老人ホーム」「障害福祉サービス」など事例を通して、「後見報酬は?」「弁護士費用は?」「介護保険制度は使えるの?」など具体的に考えることができました。それぞれ事例検討の内容を発表しました。前期授業の終盤を迎え、学生のプレゼンテーション力はアップしていました。