6月7日(土)4限(14:40~16:10)「広域看護学特論」の授業の様子です。
「広域看護学特論」は、病院や在宅で治療や療養をしている人々を対象とする看護に関する理解を深めるためのディスカッションを行い、対象者の疾病治療や健康回復と健康保持や疾病予防など、看護過程の特徴や構成要素に応じたケア機能を高める援助について探求する授業を展開しています。
授業の進め方は、各回のテーマに沿って、参加教員とディスカッションをします。学生のこれまでの臨床での経験を振り返り、様々な臨床場面での看護について検討していきます。検討したうえで、疑問に思ったことや再確認したいことについて既存の論文等を読み、プレゼンテーションを学生が行います。
この回のテーマは「様々な臨床場面の関連性と複雑性」についてのプレゼンテーションでした。
~学生から~
「授業に出れば出るほど、自分自身の臨床経験を踏まえて考えたり、まとめたり、プレゼンテーションしたりというプロセスで難しさを感じていますが、とても勉強になっています。大学院生の授業とはこのようなものなのかとレベルの高さを感じています。」
「1つ1つ別の科目と思っていましたが、つながっていること、関係があることが、じんわりとわかってきました。看護学研究科では自分の経験を振り返りながら、制度や時代背景などをふまえて学んでいます。」