1年次必修科目「アカデミックスキル」 教育的ディベート

7月26日(土)1~2限目の14-15回目のアカデミックスキルの講義にて、教育的ディベートを実施しました。

アカデミックスキルの授業の概要は、「看護学を探求する上での必要とされる批判力、論理性、表現力に関する理解を深めるために、アカデミックスキルとしての「英論文の読み方・活用」「論理的な文章の読み方・書き方・話し方」を学ぶこと」としています。

本講義の到達目標は、「論理的思考に基づいたディベートを展開できる」です。

テーマは、1限目「医師の死亡診断で看護師がICTを活用し遠隔支援することの是非」としました。肯定側からは在宅死亡や離島の状況、遠く離れた家族に対してICTを用いることの意義、英国では看護師が死亡診断をしていることなどが挙げられました。否定側からは、看護師は法医学の知識がない事、異状死について、死亡診断は医師がするもので、看護師の業務負担になるのではないかと論拠を述べていました。

2限目の「1年目の看護師の離職についての是非」では、普段から職務として関わっている側の意見から白熱した論議が繰り広げられました。真摯に新人看護師に向き合って対応されていればこその説得力が輝いていました。

勝敗は問題ではなく、いかにジャッジメントを説得することができるかであり、自身の意見と違う立場に立っても、堂々と討論されていました。

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