看護学部2年次生の必修授業「地域・在宅看護学概論」を見学してきました。
必修授業とは、卒業するために必ず履修する科目のことです。
看護学部をめざす高校生の皆さん、こんにちは!
千里金蘭大学広報スタッフです。
看護学部2年次生が全員受講している「地域・在宅看護学概論」では、療養者様に外部講師として大学にお越しいただく日があります。
今回は、その一コマをご紹介します!!
ブログのタイトルに書いた「私はナースコールが押せません」。
看護学生をめざす皆さんは、どのような対応ができると考えますか?
千里金蘭大学の先輩たちからは、「見回りの頻度を増やす」などの意見が出ていました。
実際にどのような対応ができるかは、それは入学後のお楽しみということで・・・。
ご紹介が遅くなりましたが、この授業に外部講師としてご協力いただいているのが、Ring代表の鈴東裕己さんです。本学の地域・在宅看護学領域では、いつもご協力いただいている鈴東さんは、とても気さくで笑顔が素敵な方です。
今回の授業では、10万人に1人の神経系の難病である脊髄性筋萎縮症(SMA)患者で在宅療養者という立場から見えることを講義の中でお話していただきました。
鈴東さんの話を聞いて、メモを真剣に取る学生さん。
ここでしか聞けない話が今後の看護職者につながりますね!
鈴東さんとのじゃんけん大会も開催!
5回連続で勝てたら、学生さんの勝ち!
スライドに投影された手は、グー?チョキ?パー?
皆さんはどう思いますか?
このじゃんけん大会や講演を通じて、鈴東さんは学生さんに知ることの大切さや当たり前と感じる感覚は人それぞれに異なっているということを伝えてくださっています。
講義ではグループワークも行い、サポートが必要な方に対して、いつ・どのようなサポートができるのかも考えました。
グループワークの最中、鈴東さんが各グループを訪ねて学生からの質問などに笑顔で回答されている様子が印象的でした。
最後には、各サポートにおけるポイントもお話していただきました。
鈴東さんの話では、食事介助一つをとってもいろいろなポイントがあることが解説されました。
- 口に運べばいいだけじゃない
- ペースも人それぞれ
- 1口サイズの大きさ
言われてみると当たり前に感じますが、普段あんまり意識していないことですよね。
看護学生になると、いろいろな視点から物事を捉えて、考えることができるように日々の学修を行っていきます。
学生さんにとっても、視野が広がった時間になったと思います。
看護学生をめざす皆さんも、日々の生活の中でこれってどうなんだろう?と立ち止まって考えてみたり、いろいろな人との話の中で気付いていなかった価値観に気付けるといいですね!
鈴東さんは、千里金蘭大学の大学案内2025にも掲載させていただいています!
大学案内2025の39ページをぜひご覧になってください。
まだもらってないよ!という方は、千里金蘭大学HPから無料で資料請求ができますので、ぜひ資料請求をしてくださいね。
https://www.kinran.ac.jp/request.html
授業を見学させていただいた千里金蘭大学広報スタッフからのレポートでした!
それでは、また次回のレポートをお楽しみに!!