卒業生の声

確かな未来をみつけ、社会で活躍している卒業生たちを紹介します。

Voice 1

食材や原価を意識しながら、新メニューを創り出す。
商品化されたものを見ると、たくさんの苦労も吹き飛ぶほどうれしいです。

広栄株式会社 勤務
生活科学部 食物栄養学科2007年3月 卒業

管理栄養士 M.O.さん

おいしくて売れるメニューを作り出す仕事

幅広い食材をホテルや飲食店に卸している食材商社で、管理栄養士として勤務。取り扱っている食材で作る、オリジナル新メニューの考案を担当しています。
「豚のゆず梅酒角煮」や「蒸し鶏レタス巻きゆず山椒味噌」など、見た目はもちろん、原価のことも考えながら、簡単に調理できるメニューを心がけています。
また、お客様のご要望に合わせてメニューを提案することも多く、試行錯誤を繰り返す毎日です。それでも、メニューが採用されて実際の店舗で見ると、そんな苦労は忘れてしまうほど嬉しいですね。


大学祭で模擬店を運営。最優秀賞をもらった経験は、今でも仕事の基本になっている。

大学の4年間は、本当に濃かったですね(笑)。「給食経営管理実習室」では栄養バランスの取れた食事を、大量につくるプロセスも体験しました。
たくさんの思い出のなかでも、忘れられないのが大学祭。 4年次に、ゼミの仲間と一緒に模擬店を出店し、材料の仕入れから損益の見積もり、シフトの作成など、一連の店舗運営の流れを経験しました。売り上げも良くて、結果的に最優秀賞もいただいたんですよ。
すごく大変だったけど、お店を経営することの難しさや、チームワークの大切さを学ぶことができ、今でもその経験が仕事をする上での基本となっています。


将来の夢は、母校の近くで自分のお店を持つこと。

いつの日か、千里金蘭大学の近くで、料理がおいしいカフェを開きたいと考えているんです。いつも後輩たちが集まってきて、ワイワイおしゃべりしたり、栄養たっぷりのおいしい料理を楽しんでもらったり・・・。そんなステキな空間を創りたいと思っています。金蘭はとてもアットホームな雰囲気なので、今でも遊びに行くと、先生たちが温かく迎えてくれるんです。だから、私もそんな居心地のいいお店を作って、後輩たちを迎えてあげたい。
そのためには、今の仕事に一生懸命取り組んで、たくさん経験を積んでスキルアップすることが大切。今は営業担当者にお願いして、店舗の方たちの要望や想いを直接ヒアリングする機会を増やしています。
春には大学の後輩が入社してくる予定なので、先輩として良いお手本となれるようがんばっていきたいです。


飲食店に提案するメニューの試作サンプル

デスクで、レシピの作成や原価計算なども行うんですよ



Voice 2

食物アレルギーで、同じように悩む人たちの力になりたい。
先生方に支えてもらって、管理栄養士の夢をかなえることができました。

社会福祉法人テンダー会 特別養護老人ホームらくらく苑 勤務
生活科学部 食物栄養学科2007年3月 卒業

管理栄養士 S.S.さん


一人ひとりの嗜好やアレルギーにも対応。

勤務している老人養護施設での担当は、献立の作成と栄養ケアマネジメント。食事は基本的に全員同じメニューなのですが、一人ひとりの嗜好やアレルギーなどに合わせて提供しています。
たとえば、先日の献立にあったちらし寿司。これにエビが入っていたのですが、エビが嫌いな方やアレルギーのある方には代わりに鮭を入れるなど、細かな対応が必要なんです。かなり大変でしたが、利用者の方たちはとても喜んでくださって、本当に嬉しかったですね。


自分と同じ悩みを持つ人たちを助けてあげたい。

私自身、食物アレルギーで苦労してきたので、同じ悩みをもつ人たちを少しでも助けたいという気持ちから、管理栄養士をめざすようになりました。金蘭は少人数クラスなので先生方との距離も近く、国家試験対策でも丁寧にご指導いただいたおかげで、無事に合格することができました。
まだまだ学ぶことが多くありますが、利用者の方の声をよく聞いて、健康状態などを把握しながら、いい献立を作っていきたいと思います。



Voice 3

一人ひとりにあわせた支援で、子どもたちの未来を考える。

寝屋川なかよし保育園 勤務
生活科学部 児童学科2011年3月 卒業

保育士 K.N.さん


大学で学んだことを活かし、子どもたちと一緒に成長していく。

私は3歳児クラスの加配保育士として、支援を必要とする子どもたちの生活をサポートしています。
たとえば、手洗いの指導。言葉だけの指示を理解するのが苦手な子どもには、目で見て理解できるよう、「蛇口をひねる」「石鹸を泡立てる」「泡を洗い流す」「蛇口を閉める」「タオルで手をふく」など段階を細かく分けて、それを絵や写真にして伝えています。時間はかかるけど、少しずつうまくなっていく姿を見ているとうれしいですね。

実は、この指導法を学んだのは大学時代。心理系のゼミで、発達障がいをテーマに卒業研究をおこないました。
アメリカで始まった発達障がいを支援するTEACCHプログラムについても積極的に学習。その経験が今につながっていることを、日々実感しています。と言っても、机で学んだことがそのまま子どもたちに通用するわけではありません。子どもによって、性格も支援が必要なところも様々なので、支援方法は一人ひとり変える必要があります。

また、学生時代と違って1日中子どもたちと接しているので、使う体力も、時間の流れも全く違います。まだまだ戸惑いも多いですが、私自身も一歩一歩、子どもたちと一緒に成長しながら、子どもたちの未来をしっかりと支えていきたいです。