6月5日(水)、1年生は、子ども地域活動Ⅰの授業で「朗読会」を行いました。
朗読家の花むらてん先生を招いて実施したワークショップの仕上げとして、全員
で取り組みました。グループに分かれて練習を重ねた作品を披露し合います。
作品の解説や朗読についてお話をうかがった後、はじめに全員で発声練習と
櫻間中庸の詩の群読を行いました。
村上先生(ゲストティーチャー)の詩の朗読に聞き入ります。
先生の範読の後、いよいよ各グループの発表が始まりました。
「ことば」は不思議な力を持っています。「ことば」が持つ素敵な力を感じます。
今回、学生たちが取り組んだ作品は、飴玉(新美南吉)。赤い電車(櫻間中庸)。
ごわごわごむ靴(櫻間中庸)。おしどり(小泉八雲)。天気予報(気象庁発表)。
エミリーの赤い手袋(北欧伝説)。詩・コスモスとお母さま、港にはいる汽船、
月夜、峠、蚊遣火、すかんぽ原(櫻間中庸)。じゅりあの・吉助(芥川龍之介)。
どの作品も印象深いものばかりです。
花むら先生からは真面目な上達ぶりを評価され、「朗読会」を終えました。
これから子どもたちと向き合う機会も増える1年生にとり、「いき・こえ・ことば」
について基本を学び、会場づくりから自分たちの手で行った「朗読会」は、とても
よい経験になったことでしょう。