小学校で道徳科の授業を参観しました

道徳教育指導論では、吹田市立藤白台小学校の5年生で、特別の教科道徳の授業を参観させて頂きました。

教材は「太平洋のかけ橋 ~新渡戸稲造~」で、取り扱う内容項目は、国際理解、国際親善です。日本と世界との文化交流に力を尽くした新渡戸稲造の生き方を通して、国際理解や国際親善に努めようとする心情などを育てます。

「新渡戸稲造の生き方と自分を結び付けて考える内容で、今後の自分の人生を考える上で、とても良いきっかけになると考えました。」(学生の感想より)

「授業には、子どもとのコミュニケーションが大切なことを実感しました。そのため、子どもに対して真剣に向き合い、一人ひとりを理解することが重要だと思います」「先生の子どもたちの意見や考えを否定せず受けとめる姿勢は、子どもたちにも影響すると感じました」(学生の感想より)

大学で、道徳科学習指導案の作成に取り組んでいる学生たちにとって、小学校の授業を参観し、実際の授業展開から学ぶことは多く、メモを取りながら授業に見入ります。

「何を考えてほしいのかということをしっかり意識することが、大切だと学びましだ。子どもが楽しく学ぶ授業ができる先生になりたいです」「ホワイトボードに画像を映し出すなど、パワーポイントを上手に使っていたので、そのような工夫についても学んでいきたいと思いました。」(学生の感想より)

特別の教科道徳の指導や子どもたちが、学習したことをもとに自分の生活を振り返り、自己の生き方を見つめる授業展開について、授業者の先生からお話をして頂きました。

最後に、校長先生から子ども理解や学級指導のポイントなどについてのお話と学生たちへの励ましの言葉を頂きました。

校長先生をはじめ授業を公開して下さった先生、本当にありがとうございました。

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