感染防止のためには?
「手指消毒」や「手洗い」が効果的です。
・手のひらをこするだけで洗ったつもりになっていないでしょうか?
・アルコール製消毒剤は、手のひらにつけるだけで消毒できたつもりになっていないでしょうか?
千里金蘭大学看護学部看護学科では、効果的な手洗いを紹介する動画を作成しました。
手洗いミスの起こりやすい部位の紹介やアルコール製の手指消毒剤を使った手洗い、石鹸を使った手洗いをYouTubeで紹介しています。
この記事では、アルコール製の手指消毒剤を使った手洗いの方法をご紹介します。
アルコール製の手指消毒剤を使った手洗い
注意すること
目に見えるような汚染のある場合(何かで汚れている場合)は、石鹸を使って、見える汚れを落とさないと消毒剤の効果はありません。
汚れていたらまず石鹸で洗いましょう。
アルコール製の手指消毒剤は、しっかり刷り込んでこそ効果を発揮します。
指先には特に注意して刷り込みましょう
手が荒れると、消毒剤などの刺激による痛みでしっかり刷り込めず効果がへります。
また、そこから菌(ウイルス)が入りやすくなります。
クリームなどで手荒れを予防しましょう。
アルコール製の手指消毒剤を使った手洗いの手順
アルコール製手指消毒 手順①
薬液を3ml手のひらにとります。
少なすぎると効果が半減します。
※ポンプを押すときは、菌を付着させないよう肘又は手首に近い部分など汚染の少ない部分で押しましょう。
アルコール製手指消毒 手順②
爪先・指先をアルコールに浸して消毒します。
アルコール製手指消毒 手順③
手のひら・手の甲・指の間に刷り込みます。
アルコール製手指消毒 手順④
親指を反対の手のひらで包むようにしてねじりながら刷り込みます。
アルコール製手指消毒 手順⑤
手首に刷り込みます。
アルコール製の手指消毒が完了しました
消毒後は、ハンドクリームで手荒れを予防しましょう。
アルコール製の手指消毒剤を使った手洗いの動画はこちら
動画を見ながら一緒にやってみましょう!