2025年4月から6月にかけて、2年生を対象としたフィジカルアセスメント演習を実施しました。今回は、市立豊中病院および済生会千里病院でご活躍中の看護師をお迎えしました。
◆ 臨床に活きるフィジカルアセスメントを体験
演習では、臨床現場で実際に行われているフィジカルイグザミネーションや、得られた情報から患者の状態をどのように評価するのかといったフィジカルアセスメントを直接教わることで、学生にとって現場に即した学びを得る貴重な機会となりました。
学生からは
「臨床現場で実際にどのようにフィジカルアセスメントがされているのかを知ることができ、理解が深まった」、「フィジカルイグザミネーションは、臨床現場でも継続して活用される重要な技術であることを実感した」などの声が聞かれ、実習や今後の看護技術の取得への意欲が高まった様子がうかがえました。
◆ 教育と臨床をつなぐ学び
演習に参加いただいた看護師からは、「教育現場での丁寧なご指導に触れることができ、私たち看護師にとっても非常に良い経験となりました。臨床現場でも、教育現場での学生の学びが継続して深まるよう、演習での学生の様子や学びの内容を病院内の指導者とも共有しながら、実習指導の質の向上につなげていきます。」と話され、教育と臨床が連携しながら学生の成長を支えるという意義を再認識する機会となりました。
◆ おわりに
今回の演習は、看護職をめざす学生にとって、「現在の学びが臨床につながる」ことを実感する貴重な機会となりました。
ご協力いただいた市立豊中病院および済生会千里病院の看護師の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も本学では、地域の医療機関との連携を深めながら、実践力と主体性を備えた看護職の育成を目指して、教育活動に取り組んでまいります!