6月19日、看護学部3年生を対象とした「クリティカルケア看護援助論演習」において、術後患者の観察とアセスメントをテーマとしたシミュレーション演習を実施しました。
本演習では、腹会陰式直腸切断術(マイルズ手術)後の患者を想定したシナリオを用い、術後出血や術後肺炎などの術後合併症を早期に発見するために必要な観察とアセスメントについて学びました。
学生はグループで役割を分担しながら、患者の意識状態、呼吸、循環、疼痛、創部やドレーンの状態などを系統的に観察し、収集した情報を統合し患者の状態をアセスメントしました。また、グループ内で観察結果を共有し、それぞれの判断の根拠についてディスカッションを重ねることで臨床判断能力の向上を図りました。
演習後のデブリーフィングでは、観察の視点や判断の根拠について活発な意見交換が行われ、「なぜその観察が必要なのか」「どの情報を優先して判断したのか」など、学生一人ひとりが思考過程を振り返りながら学びを深めました。
今回は、本学教員に加え、名古屋市立大学大学院 クリティカルケア看護学分野 准教授 船木淳先生をお迎えし、シミュレーション教育の専門的な視点からご指導いただきました。また、川西市立総合医療センターの看護師、野村昌夫氏にもご協力いただき、シミュレーション教育や急性期看護のご経験を生かした実践的な助言をいただくなど、学生にとって臨場感のある学習環境となりました。
千里金蘭大学看護学部では、シミュレーション教育を積極的に取り入れ、知識・技術・臨床判断を統合した実践力を身に付ける教育を推進しています。今後も、学生が安心して臨床実践へ臨めるよう、より実践的な学習機会を提供してまいります。





