解剖生理学演習(in大阪大学)

こんにちは
千里金蘭大学です☆

真冬到来という感じで木々の葉が落ち
すっかり冬の木になってしまいました。

さて、先週看護学科2年生の授業で『解剖生理学』という授業があります。
その授業の回で1年に1回特別な授業があるのです。
それは実習先でもあり就職先で隣接する大阪大学の医学部にご協力頂いての授業。
献体を見させていただきいのちの大切さを体感する授業です。
この実習に辿りつくまでには1年生から本学で座学・実習をしっかり勉強して理解したうえでの授業です。
本学から大阪大学まで徒歩で学生は向かいます。

もちろん道中・実習中の態度によっては来年度の後輩へ授業がなくなる場合もあるので特に真剣でした。

いよいよ医学部の棟へ入る前に心身の整えがありました。

実習室が近づくにつれ学生も顔つきが変わってきました。

実習服に着替えいざ実習室へ・・・・

必ず実習室に入る前に必ず敬意をこめて一礼を行います。

実習室に入っていく学生はとても真剣な顔をしてより一層引き締まっていました。
実習を行った学生に感想を聞きました。受験生のみなさんはもちろん看護学科1年生の学生も参考に見て下さい。

≪実習を行った学生(Fさん)からの感想です≫
実際に解剖見学で献体を見させていただき、
これまで教科書で見ていた人体の構造や、臓器等の位置などが本当に教科書と同じで人間の機能の凄さを実感しました。
また、病気によってそれに関連する臓器にも目で見て分かるぐらいの変異があることも見ることができたので、今後看護師として働いた時に患者の持つ苦痛が少し分かるのではないかと感じました。
初めは不安でしたが、学んだ事がたくさんあったので、解剖見学に行って本当によかったと思います。
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≪実習を行った学生(Hさん)からの感想です≫

ご遺体に実際に触れさせていただいてまず感じたことは、人間の身体というのは無駄な器官や組織などは一つもなくて、
一つ一つの臓器がそれぞれの役割を果たしていることで私達は生きていることができるんだなということでした。
その証拠に、喫煙していたと思われる方は、肺があまり綺麗ではありませんでした。また、胃や腸のヒダも肉眼で確認することができました。今まで解剖の授業で聴いているだけだった身体の中の話が実際に見て触れることによって、より確かな知識として獲得することができた気がします。
ご自身を献体に提供して下さり、私たちに貴重な学習の機会を与えて下さって本当に感謝しています。
今回学んだことをこれからの学習に生かしていきたいと思います。

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この授業は本学の看護学科独自の授業でもあります。
また、オープンキャンパスなどで参加している学生に特色や授業内容についてなどいろいろ質問してみて下さい。
学生視点での特徴や大変さが伝わり分かると思います。

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