小学校教諭と中学校教諭の資格や通う学校の違いをご紹介

小学校教諭・中学校教諭を目指している方にとって、必要な資格や修学する学校などの知識は大まかにでも知っておきたいものです。
今回は、小学校教諭・中学校教諭の資格や通う学校の違いについてご紹介していきます。

【小学校教諭と中学校教諭】必要な資格やスキルの違い

小学校教諭と中学校教諭の必要な資格・スキルの違いについてご紹介します。

小学校教諭になるための資格・スキル

小学校教諭は、基本的にすべての科目を1人で子どもたちに教えなければならないため、さまざまな分野の知識・技術を全般的に持ち合わせておく必要があります。
五教科と言われる科目以外にも、水泳・調理などのような実技を伴う科目に関しては、基本的な技能を身につけておかなければならないのです。
たとえば、ピアノが演奏できないということであれば、子どもたちの歌に対して伴奏をつけることができません。
その場合は教員養成課程で学ぶ中、少しずつピアノの練習を行い、ピアノが弾けるようになる必要があるのです。また、小学校教諭になっても苦手分野克服のため、日々練習を重ねるという人もいます。

中学校教諭になるための資格・スキル

中学校教諭は、すべての教科を1人で教えるということはなく、数学や国語といった専門科目に特化して受け持ちます。
教科ごとに資格があり、それぞれより高い専門性が求められます。
また中学生には高校受験という大きな目標があるため、「志望校の合格につながる実力をどう培うか」など、小学校にはない課題も出てきます。

【小学校教諭と中学校教諭】通う学校の違い

小学校教諭・中学校教諭どちらを目指す場合でも大学や短大、大学院を卒業し、それぞれに必要な教員免許を取得する必要があります。
そこに大きな違いというものはありません。
学費に関しても特別な違いがあるというわけではなく、進学する学部によってその費用は異なります。
大学院への進学を検討する際には、学費が追加で2年分必要になることを覚えておきましょう。
短大・通信教育でも小学校教諭・中学校教諭に必要な資格を取得することはできますが、一般的に多いのは大学への進学で1種免許を取得する方法です。

おわりに

今回は、小学校教諭・中学校教諭の資格や通う学校の違いについてご紹介しました。
小学校教諭・中学校教諭に必要なスキルはそれぞれ異なるため、どちらを目指すかによって力をいれるポイントも変わってきます。
ただ大学や短大などの学校を卒業し、必要な免許を取得するという流れに関しては、明確な違いは無いということを押さえておきましょう。