学内実習で輝いた学生たち

コロナ禍の影響で、今年の基礎看護学実習は学内実習となり、患者さんに出会えることを楽しみにしていた学生たちはガッカリしていました。しかし、「学内だからできる実習」「学内でもリアル看護」をテーマに2つの課題実習を行いました。
1つめは、領域の先生方が模擬患者となり、コミュニケーションによる情報収集とバイタルサインの測定の2場面を全学生が体験し、患者目線での評価を受ける、教員が模擬臨床指導者となって報告を受け、指導者目線での評価を受けるというものです。いつもの学内演習は、代表者が行っていたことを、個々人が体験し、臨地実習のような自分事としての緊張を体験しました。2つめは、5~6名のチームで技術の指導書を作成し、他の学生に指導を行い、指導に対する評価を受けるというものです。たくさんの練習を行い、学生ならではの創意工夫を重ねた指導書をもとに、指導日は学生先生となり、自信あふれた表情での指導でした。
最終日の学生の感想は、「私達、本当に頑張った!」「自信がついた!」「充実していた!」「教えることは新たな発見!勉強になった!」との好評価、後期の演習が楽しみな実習となりました。

3密に配慮したシミュレーション場面

3密に配慮したシミュレーション場面

3密を避けての足浴の指導場面

3密を避けての足浴の指導場面

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