将来は小学校で児童を指導する職業である小学校教諭になるために大学への入学をめざす高校生もいらっしゃると思います。
大学への入学方法は学力を評価基準とした「一般選抜」だけではなく、受験生の人間性やこれまで取り組んでこられたこと、大学入学後に何をまなびたいかも評価対象となる「総合型選抜」というものがあります。
本記事では、小学校教諭になるために総合型選抜を利用するメリットと注意点をご説明します。
小学校教諭になるために総合型選抜を利用するメリット
小学校教諭になるために総合型選抜を利用するメリットは、下記の点が挙げられます。
学力だけではなく学ぶ意欲や高校等での活動も評価の対象になる
総合型選抜は、学力だけではなく学ぶ意欲など、受験生の人物像も評価の対象となります。
受験生の中には高校での学業以外に、部活動やボランティアなどにも注力している方もいると思います。
総合型選抜については、そのような経験も評価の対象となるため、高校生活で培った人間性を評価してもらうことができます。
また、大学入学後にどのようなことを学びたいか、将来はどのような人物になりたいかといったような今後の学習や将来に対する意欲も評価の対象となります。
学力を評価する科目が含まれるケースもありますが、それだけではないあなた自身という人物像も含めて評価してもらえるので、小学校教諭になりたいあなた自身の考えやこれまでの取り組みをしっかりとアピールすることができます。
総合型選抜を利用する際の注意点
総合型選抜を利用する際には、専願と併願を選択することができる大学もあります。
もしも専願を選んだ場合、合格後に他の大学に進学することができないため注意が必要です。
また、総合型選抜には学力試験が全くない、という訳ではありません。大学によっては基礎学力を問う試験が含まれることもあります。
あなたの学びたいという意欲や将来の目標を明確にして、しっかりと自分の言葉でそれを表現できるようにしておくとともに、総合型選抜を利用する際も一般選抜と同様に受験に必要となる学力試験への対策をしておき、合格後も勉強を怠ったりしないようにしましょう。
千里金蘭大学 教育学部教育学科の総合型選抜
千里金蘭大学の総合型選抜は、「チャレンジAO」「エクステンドAO」「基礎学力型」の3種類があります。
「チャレンジAO」「エクステンドAO」は、自己アピールシートと面接、調査書を総合的に評価される選抜方法です。
「基礎学力型」は、専願、併願を選択可能で、学力試験を伴う選抜方法です。また、1回の入学検定料で4回の合否判定のチャンスがあります。
また、教育学部の総合型選抜は特待生奨学金の対象選抜となっているため、最大4年間で150万円のサポートを受けることができます。
選考方法については学部・学科によりさまざまですが、大きく分けて「基礎学力型」「チャレンジAO」「エクステンドAO」などを用意しているため、ご自身に合った選抜方法を選ぶことができます。
総合型選抜に関する詳細は下記ページをご覧ください。
総合型選抜 チャレンジAO
https://www.kinran.ac.jp/cheer/exam/ao_02.html
総合型選抜 エクステンドAO
https://www.kinran.ac.jp/cheer/exam/ao_02ex.html
総合型選抜 基礎学力型
https://www.kinran.ac.jp/cheer/exam/#open
おわりに
今回は小学校教諭の一般的な1年間の仕事の流れや長期休暇中の業務についてご紹介しました。
年間スケジュールや働き方を通して小学校教諭の仕事に興味を持たれた高校生は、ぜひ小学校教諭免許状の取得を検討してみてはいかがでしょうか？
千里金蘭大学情報
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