新学期が始まりました

食物栄養学科の石川です。4月に入り、先週は入学式や新入生オリエンテーションがありました。いつものことですが、ばたばたと新学期を迎えてしまいました。今年は、新入生同士、上級生と新入生、教員と新入生の親睦をはかる目的で、新入生交流会という新しい試みを実施しましたが、想像以上の盛り上がりで大盛況でした。そして、今週月曜日からは、いよいよ前期の授業が始まりました。それを歓迎?するかのように桜も満開ですね。

さて、千里金蘭大学(金蘭会学園)の建学の精神の中に、「人の心を思いやり、仲間と心を一つにし、誰かのために動き出せる女性であれ。」という一文があります。現在と比べても女性の社会的地位が著しく劣悪であった100年以上も前に、このような意志を示した先人に感服するばかりです。そして、これを受けて?1年前に「私の成長、きっとだれかのために」という大学のキャッチが出来ました。我々教員と学生がこの精神を共有して、成長していかなくてはなりません。

実は、大阪発祥の世界的家電メーカー・パナソニックの創始者である松下幸之助さんが、社員心得帖の中で社員に向けた言葉の中にも次のような同様の文言があります。「皆さんが自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかりではなく、それは社会の一員としての自分の義務でもあるのだ。そういう意識は、社員一人ひとりが常にもっていなければならない非常に大切なことだと考えている。(文章は一部変えています)」何か金蘭にも通じるものを感じます。崇高な考えに自分が恥ずかしくなってきます。

話が重くなってしまいましたが、新入生を迎えた新しいスタートです。頑張っていきましょう。

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