こんにちは、食物栄養学科の武智です。
2018年6月23日(土)、金蘭会高校の調理実習室で、調理学実習の模擬授業をしました。対象は1年生、テーマは「卵」でした。今回は、卵の調理・加工特性を体験的に学んでもらうための講義と実習を行いました。
実習メニューは2種類で
★シフォンケーキ(泡立ち性)
★ポーチドエッグ(凝固性) です。
実習メニューについて、はじめに調理・加工特性の概要と作り方を説明しました。食物栄養学科のキャラクター「エイルー」誕生の秘話などもりこみつつ、調理室完備の映像機器を使ってパワーポイントで進めました。真剣な眼差しで、記録をとりながら説明を聞いてくれました。
いざ実習では、最初のうちは予想通り(?!)大混乱。卵がうまく割れなかったり、多めに割ったり、せっかく泡立てた卵をこぼしてしまったり‥。でもそのうち落ち着いてスムーズに進むようになりました。

「卵」をテーマに調理実習
シフォンケーキは別立て法で作成しましたが、しっかり泡立てなければ膨らまないことが実感できたようです。ポーチドエッグでは、お酢と食塩を加えることでしっかりときれいに固まることを体験してもらえました。
試食タイムでは、「ふわふわ」「めっちゃおいしい」「やばい」「家でやってみよ」などの言葉が飛び交い、幸せそうな笑顔満開でした。
千里金蘭大学の食物栄養学科は、管理栄養士の資格がとれることを紹介したところ、後で「管理栄養士ってどんな仕事ですか」と聞きに来てくれた生徒さんもいました。少しでも興味を持ってもらえたこと、うれしかったです。
終了後、いつも担当されている高校の先生から「子供たちとても喜んでました!ありがとうございました。」と言っていただきました。高校生までは子供たちなんですね。高校1年生のパワーに大きな刺激を受けた一日でした。