１２月１日(土)に本学食物栄養学科３年生の学生さん二人と一緒に金蘭会高校総合進学コースの１年生２クラスに出張授業に行ってきました。 アシスタントの学生さんは二人とも金蘭会高校出身で久しぶりの高校訪問とのことでした。
今回のテーマは「ミネラルウォーター飲み比べ 一番おいしいものは？ ～硬度による味の違い～」です。まず硬度の異なる３種類のミネラルウォーターを飲み比べ、おいしい順番を各自決定し、クラス全体でどのミネラルウォーターがおいしいか決定しました。２クラスとも同じ結果でした。第一位は硬度の低いミネラルウォーター（約40mg/L）でした。第二位は中程度の硬度のミネラルウォーター(約300mg/L)、第3位は全員一致で硬度の非常に高いミネラルウォーター（約1500mg/L）でした。この結果にわたしはなぜかほっとしました。（私を同じ結果だから）
次にこの味の違いが硬度によることを話した後で、実際その硬度を測定しました。方法はパックテスト（共立理化）による方法です。比色による数値の読み取りに少し戸惑っていましたが、やさしい先輩二人のアシスタントが丁寧に指導し、全員が硬度の測定をしました。
その結果、商品の表示に近い硬度の値を出していました。
その後、国産と外国産の製造方法の違い、日本と西洋ではナチュラルミネラルウォーターの捕らえ方が異なること、最後に硬度の違うミネラルウォーターを調理や嗜好品としてどう利用すればよいかについてミネラルウォーターのお話しをしました。 最後はたくさんの質問もあり、にぎやかに終了しました。オープンキャンパスで会えるのを楽しみにしています。
食物栄養学科 北野