卒業生講演会を開催しました

こんにちは、小林です。

先週から後期の講義が始まり、夏休み中は静かだった大学構内に、在学生がもどってきました。withコロナの時代ですから、賑やかに、というわけにはいきませんが、学内に活気が感じられるのは嬉しいことです。

食物栄養学科では、夏休み最後の9月18日に、2、3年生を対象とした卒業生講演会が実施されました。

この講演会は、管理栄養士として活躍する先輩のお話を聞いて、自分の将来像を描くための参考にしてもらおうという目的で毎年開かれています。1003632649632664-2

今年お話しいただいたのは、調剤薬局で働くYさんと、給食会社で働くNさんです。2人はともに本学科の11期生で同じゼミに所属していたということで、学生時代を振り返る対談コーナーもありました。

Yさんは、調剤薬局で管理栄養士がどのような仕事をしているのか、丁寧にお話ししてくれました。最近、ドラッグストアに勤務する管理栄養士が増えてきましたが、調剤薬局というのはまだ珍しいのではないでしょうか。処方箋の受付などの薬局のお仕事の傍ら、薬局を訪れる患者さんの栄養相談をしたり、出張して健康測定会を行ったりされているそうです。

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Yさん。栄養相談には、患者さんとの信頼関係が大切だそうです。

Nさんは、高齢者施設で給食を作る仕事をされています。調理が好きで、調理師免許も取得したとのこと。食欲を誘う美しい料理の写真を紹介してくれました。卒業後、1年は管理栄養士の資格とは関係のない仕事をしていたけれど、やっぱり食にかかわる仕事がしたいと現在の職に就いたというお話にはパワーを感じました。

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Nさん。食で季節を感じていただくことを大切にしているそう。

お2人に共通していたのは、何より今のお仕事にやりがいを感じている様子だったこと。在校生には、大きな刺激になったことと思います。

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在校生からの質問カードもたくさん集まりました。

講演会後には、「管理栄養士国家試験に向けて、勉強するモチベーションが上がった」という声も聞こえてきました。

Yさん、Nさん、お忙しい中貴重な機会を作っていただき、ありがとうございました。

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