公衆栄養学担当の中村です。前期も間もなく終わろうとしているこの時期に、すっかり遅くなってしまいましたが6月の活動を報告します。
6月1日、2日に大阪南港ATCホールで開催された「第19回食育推進全国大会」において、吹田くわいをアピールする食育活動を学生が中心となって行いました。この大会は、食育基本法に基づき毎年6月に農林水産省と自治体等の共催で実施しています。今年は大阪で開催され、2日間で約30,000人が来場したそうです! イベントの詳細はこちらをご覧ください。https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/taikai/19th/index.html
ブースは180もの機関・団体が出展しており、多くの来場者で賑わっていました。本学は大阪府内の管理栄養士養成校11校が連携して合同出展したうちの6月2日を担当、吹田くわいやなにわの伝統野菜、大阪産(もん)、各都道府県の伝統食にまつわるクイズや、吹田くわいとすいぱん(吹田くわいのあんこ入り)の試食提供など、吹田くわいをアピールする体験型食育を展開しました。運営に携わった学生は2年生5名、4年生8名で、参加していただいた来場者に笑顔で対応していました。
またブース出展以外にも、大会運営ボランティアとして1年生1名と4年生3名が参加し、「地球環境にやさしい食イベント」というコンセプトのもと、ごみの分別回収スタッフとして分別廃棄を広く呼びかけました。特に、生ごみコンポストの利用促進活動は来場者も出展者も高い関心を持って参加しておられました。
4年生3名は、この日に決勝が行われた「おおさかEXPOヘルシーメニューコンテスト」にも応募していましたが、残念ながら決勝に進めませんでした。考案したメニューのご紹介はこちらです。https://www.kinran.ac.jp/cheer/blog/food/?p=4903
参加した学生は、自分たちの役割を果たしつつ大会を楽しむこともできたようです。この経験が、「こんな管理栄養士になりたい」に繋がってくれることを願います。