こんにちは。
更新がおそくなりましたが、美瑛町研修3日目の様子です。
美瑛町に来て3日目は、小雨から始まりました。
雨は10時にはあがり、「大波農園」を見学しました。
美瑛町を開拓して2代目と、3代目のご家族で、30 haの畑で、小麦、大豆、テンサイ、玉ねぎなど、生産されています。
車で農場まで行くと、その広さに圧倒されます。「丘の町 美瑛町」の名のとおり、穏やかな丘陵が地平線まで続いています。
ラベンダーはありませんでしたが、収穫後の土色やトウモロコシの黄緑色、玉ねぎの茶色など、パッチワークの丘とも呼ばれる所以です。
美瑛町郷土学館に移動するころは雨もすっかり止み、館長(天文台長)の宇宙の起源や、惑星探査機ボエジャーの運営に関わられた館長の、文科系理科系双方に造詣の深いお話をうかがいました。
昼食を急いで済ませた後、美瑛町一の観光スポット「青い池」を見に行きました。
美瑛町は十勝岳の噴火物が多く堆積した地域で、水に鉱物が溶け込み、池に濃厚に堆積、アルミニウムの色が青色として見えるとのことでした。
その後、美瑛町の小麦を使ってスイーツを製造販売している「フェルム・ラ・テール」に行き、開発と企業展開のお話を、取締役の方からうかがいました。
お店は東京を中心に展開していたものが、生産地元の美瑛町でレストランを開店し、美瑛町産食材をふんだんに使った料理で営を進め、地方創生や雇用確保、また、起業の際の考え方など、含蓄の深いお話をうかがいました。
夕食にはトマト鍋と玉ねぎの炒め物をたくさんいただきました。
その後、町おこし隊メンバー、美瑛町商工会議所 会長、東京から移住してきて、農家のパートを経て、トマトの収穫残渣を和紙やクラフトに利用する会社を興した方のお話を伺いました。70%のパルプに30%のトマト残渣乾燥粉末からクラフトが作られているとのことです。美瑛町には個性豊かな前向きの方が多いようです。
この研修は、美瑛町役場のまちづくり課の方に大いにお世話になりました。「コラーケーション・プログラム」と題した研修でした。「共に、学ぶ 遊ぶ」 「Co Learning Vacation」を実感できる内容でした。