こんにちは。
本日も美瑛町研修引率中の鎌田学部長より研修の様子が送られてきました。
9月10日
とても雄大な朝焼けから一日が始まりました。
午前中に美瑛町役場を訪問し、町長さんのお話をうかがいました。新聞記者をされていたのに、美瑛町で農業をしたいために移住をされた方でした。
美瑛町の農産物で有名なのは、小麦、アスパラガス、ジャガイモ、その他です。「美瑛小麦」を大々的に売り出すべく、「美瑛小麦推進協議会」を町が率先して立ち上げ、町内だけでなく、首都圏でも、美瑛小麦100%のパンやうどんを販売するお店を作ろうとしています。アスパラガスは、廃れかけた品種をバイオの力で復活させ、路地栽培で特別化を図ろうとするアプローチもありました。
農業系の説明の後、美瑛町保健センターの管理栄養士の方から、「行政・栄養士」のお話をうかがいました。応用栄養学の臨地実習のヒトコマを体験しました。
午後は、お約束の火山火口までのハイキングです。もっとも、登山といっていいようなハードさでした。
火口では、岩場の小さな穴のあちこちから、熱を持った水蒸気が吹き上げ、「地球」を感じた時間でした。
夕食は、美瑛町でトマト農園を営んでいる方からの差し入れで、トマトおにぎりを試食しました。乾燥トマトを炊飯の時に加え、独特の味わいでした。きゅうり、枝豆も、美瑛産をいただきました。
夜のワークショップとして、この美瑛町のイベントに関係された、出版社の方(美瑛町と連携協定を結んでいます)、町立図書館の司書の方、演劇集団でご活躍の俳優・声優さん、「スローフード」を実践しているトマト農家さんへのインタビュー、若者へのメッセージ、20歳のころのお話など、うかがいました。