こんにちは。八木です。
来年度からは、後期に開講されるので集中講義という形ではラストになります。
この科目はフードスペシャリスト資格に必要で、2年生の9割が履修しています。
食品のおいしさを科学的に評価したりとても興味深い分野です。
新商品の開発などには欠かすことができません。そのおもしろさを伝えることができれば良いのですが。
ちょっぴり予告編。授業が始まってないので授業風景とかありません・・・・。
例えば、お茶とソースでは流れ方が違いますよね。実際に測定します。授業では、ショ糖溶液(シッロプ)と中濃ソースを試料にして、↑B型回転粘度計で測定します。
次は、食品の硬さをレオメーターで測定します。昨年と同じものですが、かまぼこです。
2種類のかまぼこの硬さを比較します。食レポのようにかまぼこの硬さを熱く語っていきます。歯がかまぼこにどのように噛み込み、その波形はどのようなものか????
そのために2種類を同じ大きさに切断します。その時に活躍するのが、超音波カッターです。
写真では、大きな消しゴムを置いています。とても危険ですので、実際は学生の皆さんは使用しません。
物理的評価を中心に紹介しましたが、官能評価もします。
特に1日目は、塩味と甘味の濃度差を識別します。体調が悪いと味はわかりにくくなりますから、履修者の皆さんはそろそろ体調を整えましょう。
元気な2年生にお会いできるのを楽しみにしています。
台風がちょっぴり心配ですが・・・・。