こんにちは。
食物栄養学科の小林です。
秋が深まり、色とりどりの紅葉や落葉が美しい季節になりました。大学周辺の木々も、見事に色づいています。

実験室の窓から見える紅葉です
この季節になると、食物栄養学科では来年度の卒業研究の内容を紹介する説明会が開かれます。
『卒業研究』は4年生の選択科目で、学生が希望のゼミに所属し、1年間をかけて調査や実験を行い、結果をまとめて発表します。
今年の説明会は、11月29日に3年生を対象に開かれ、卒業研究を担当する13人の先生が、それぞれのゼミの魅力を語りました。
13ゼミの研究テーマは多岐に渡っています。
例を挙げると、食品の機能性成分を研究するゼミ、食品と環境に関わる衛生問題を研究するゼミ、高齢者や幼児の食について研究するゼミ、食品の調理法や調製方法を研究するゼミ、食生活の改善や栄養ケアのための調査を行うゼミ、などなど。研究の手法も、実験や聞き取り調査などさまざまです。
この研究テーマの幅広さは、食物栄養学科で学ぶ内容の幅広さ(つまりは、管理栄養士の仕事の範囲の広さ!)を直接物語っていると思います。
説明会に出席した3年生は、研究内容の説明に熱心に耳を傾けていました。
これから、興味を持ったゼミの先生に直接話を聞きに行き、さらに、12月25日に行われる4年生の先輩の卒業研究発表会を聴講し、希望するゼミを1月に決定します。
卒業研究の1年間は、受け身になりがちな講義科目とは違って、自分の目で見て、考えて、自分で動く、とても貴重な経験ができる1年間です。
ゼミで出会った仲間が、一生の友人になることもあるかもしれません。
ひとりでも多くの3年生が、やりたい研究を見つけ、希望のゼミに配属されますように、祈っています。