農地立ち上げを目指した腐葉土づくり

パイナップルのエチレン処理をまだ継続中の長井です。

そういえば少し前に某有名チューブで有名な会社のオンラインイベント的なのに最後の方ちょっとだけ参加しまして、その参加賞が届きました!

ピペット型のボールペン、最新バージョンです!

割とこのペン、欲しいと思っている研究者は多く、私も国内だけでなくアメリカの学会に行っ時にも機会があればもらうようにしています。

今のコレクションは・・・

こんな感じです。

ホントはもっと持っていたのですが、一部は過去の卒業生などにあげたものもあります。

こうやってみると、ちょっとずつ違う色々なモデルのピペットを模したものがあるのがわかります。

で、本論ですが、実は、本学科では来年度から、作物栽培を始める予定にしています。

来年度は初めての年なので、どこまでできるかは分かりませんが・・・

何も無い空き地的な場所で作物を栽培し始めようと考えているのですが、まず土を何とかしないといけないというような雑談の話になった時、私、いらんことを言ってしまいました。

「大学の周りには落ち葉いっぱい落ちてますよね。あれって腐葉土とかに出来ないんですかねぇ?」

それを聞かれていた学長先生、本気にして頂いて(?)落ち葉キープの指示が出されました。

(が~ん・・・)

ということで、とりあえず5袋の落ち葉が届いちゃいました。

仕方ないので、どうすればこれを腐葉土にできるか調べてみたところ、米ぬかや油かすを入れて、空気が入るようにして、水を入れれば発酵が始まり、早ければ3ヶ月ぐらいで腐葉土になるとのこと。

今からやればGW頃にできればラッキーぐらいか・・・

それに微生物が生きている黒土を入れればより良いとのことですが、そちらは今回断念しました。

で、米ぬかと油かすですが、今回はコストの関係もあり、油かすにしました。

ご覧のように10kg買っちゃいました。

よしこれで材料はとりあえず揃った。で、いつ始めようかなっと思っていたところ、2月に入って、来年度の卒研ゼミ配属予定の学生の一部がちょくちょく来てくれています。

ということで、手伝ってもらって・・・

落ち葉の上から油かすを入れ、混ぜ、落ち葉を継ぎ足し、混ぜを繰り返して・・・

3袋にまとまりました。

で、空気が入るように、下の角の部分を切り

水を入れて上を縛って完成。

2日後ぐらいに見たところ、袋の内側にいっぱい汗をかいた状態になっておりました。

中が発酵し始めて温かくなりはじめているのかな?と思ったのですが、少なくとも外から触っている分には冷たい感じでありました。

で、時々混ぜて中の方に空気を入れて、好気発酵を進める必要があるとのことだったので、開始から約一週間後、袋を開けて手を突っ込んで混ぜてみました。

すると・・・!?

中の方は温かいではないですか!

中心の方では発酵が始まっているようです。

混ぜたので、増え始めた菌が恐らく全体に広がったと思います。

まだ寒いのでそんなに早く発酵は進まないと思うのですが、腐葉土化してくるのがちょっと楽しみです。

が、まだまだ集められた葉っぱがあるとのことで、もっと腐葉土作るかどうしましょう?と今考えているところです。

とりあえず来年度からの栽培と収穫が楽しみになってきました。

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