パイナップルの花が咲いて欲しいので

最近バタバタしており、ブログの更新が滞っております長井です。

先月、来年度の4年生の配属が決まりました。

来年度はケトン体とレシチンの機能を中心とした卒論をやってくれると助かるなぁとは思っているのですが、どうなりますことやら。

とりあえず頑張って欲しいです。

という訳で、寒い間はほとんど変化が無いのですが、とっても久しぶりのパイナップル報告です。

パイナップルは熱帯作物のため、冬の寒い間は外に出していると枯れてしまいます。

という訳で、部屋の中に4月頃まで置いています。

なので、部屋の中はやはり暖かいためか、パイナップルの土の中から小さなキノコバエ(?)的なものが出てきて部屋の中を飛んでおります。

で、たま~にカップに淹れたコーヒーの中にダイブするので困りものです。

それはさておき、2019年8月から栽培している初代パイナップルさん。

ご覧の通り、すっかりデカくなりました。

写真ではちょっと大きさがわかりにくいでしょうか?

これでも長過ぎる葉っぱの先の方をちょっと切った状態であります。

パイナップルですが、今育てているものは全てスーパーで買ってきた果実の上部の冠芽から育てております。

冠芽から育てた場合、大体3年ぐらいで花が咲いて実になるということだそうですので、予定では今年の夏頃には実ができるといいなっというぐらいの感じです。

んがっ、場合によっては5年経っても花をつけず、そのまま終了~ってな場合もあるそうです。

それだけは避けたい・・・

ということで、どうすれば花を咲かせることができるか調べてみました。

すると、パイナップルの場合、エチレンが花芽形成を誘導するというのを知りました。

へぇ~っ。

エチレンといえば、果物の追熟の時にリンゴ等と一緒に袋に入れておくと良いという場合にリンゴから出ている刺激物質ですね。

一瞬、試薬で買ってやろうかな?っとも思ったのですが、取り扱い安全な良いものが見つからなかったのでそれは断念・・・

その代わり、追熟を真似してリンゴやバナナのエチレンで花芽を誘導できないかと調べると・・・できるんだそうです。

っという訳で、挑戦です。

花芽ができてから実になるまで大体6ヶ月ぐらいはかかるそうです。

っということは、そろそろやらないと夏頃に実をつけさせるのに間に合わない計算になります。

なので、挑戦することにしました。

といっても、このデカくなったパイナップルさんを封入できる袋あったっけ?

45Lの大きめゴミ袋では全然大きさ足りないし・・・っと思ったところに思い出しました。

プリンターを買った時に入っていた大きなビニール袋の存在を。

捨てなくて良かった。

それでも、広がったパイナップルさんを完全に覆うようにするのはそのままでは難しい感じだったので、どこかで読んだ結構切っても大丈夫というのを信じて、結構スッキリカットしました。

こんな感じまで。↓

ホントに大丈夫だろうか・・・?

まあでも、やってしまったものは仕方ない。

で、エチレンの発生源として、エチレンを比較的多く産生するとどこかで読んだ王林のスーパーで安売りされていたものと、バナナの場合、実が付いている軸の部分がエチレンを主に産生しているとのことだったので、その部分を持参しました。

そういえば、確かにバナナはその辺りの部分から真っ黒の老化状態になる気がしますねぇ。

なるべく低コストで実施です。

で、リンゴは土の上、バナナは下の方の葉っぱの根元あたりに置き・・・

(元)プリンターの袋をかぶせ・・・

多少密閉状態になるように、下のところを紐で縛りました。

一応、空気の入れ替えをたまにしないといけないようですが、これでしばらく様子を見ようと思います。

ところで花芽ができ始めたのってどうやってわかるんだろう・・・?

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