中高大連携

こんにちは、石川です。

早くも梅雨が明けましたね。いよいよ夏本番です。

ワクチン接種もすすみ、治療薬も開発されるとあって、COVID-19流行も少しずつ落ち着きを見せてくれるのではないでしょうか。金蘭生も元気に活動していますよ。今回は6月に実施した中高大連携活動についてお知らせします(中高は大阪市大淀(最寄り駅はJR福島駅)、大学は吹田市藤白台(最寄り駅は阪急北千里駅))。

まずは4年生有志4名(2名は金蘭会高校OG)による中学校3年生家庭科の授業です。1回目はアイスクリーム食べ比べです。乳成分含有率によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスに分けられるって知っていますか?中学生は、ブラインドテストで官能評価しました。正解できたでしょうか?この日も暑かったので、生徒さんたちは美味しそうに食べていました。

2回目はクッキーを作りました。生地をこねる回数によって破断強度が変化することを学びました(びっくり!)。食感も大きく異なっていたことでしょう。授業では、大学生たちがグルテン、小麦粉の種類、アミノカルボニル反応(メイラード反応)、ストレッカー分解などについて、少し専門的な話もしてくれました。途中からクッキーの焼ける良い香り(ストレッカー分解)がしてきて、生徒さんたちも自分たちで焼いたクッキーを沢山お持ち帰りして満足そうでした。

実はこの企画、教員の手が入っていないのです。4年生が授業内容を自分たちで考えて、準備、材料の購入など全て自分たちだけでやりました。素晴らしいことです。

次は2年生2名(金蘭会高校OG)が高校1年生に卒業生講話をしてくれました。急な話だったのですが、急遽PPtを作成し、直前に大急ぎで発表練習、教員からダメ出しをされながら、PPtを修正して何とか間に合いました。当日は頑張って発表してくれました。秋にもう1回お願いしています。

実はこの2名と他の2年生2名の合計4名が、高校3年生の家庭科の授業に参加して、行事食(クリスマス)をつくる予定です。夏休みから準備が始まり、後期(2学期)に実施予定です。またの機会に報告したいと思います。

中高の生徒さんから見ると、年齢の近いお姉さんが教えてくれる感覚でしょうか。授業中も笑顔が見られました。数年後の自分の姿を想像してくれているかもしれません。

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