食品機能学

こんにちは、崎山です。

昨今、アクティブ・ラーニング(active learning)ということが推進されています。従来の「受動的な授業・学習」から「積極的・能動的な授業・学習」へと学習スタイルが変わっていっています。つまり、学生が能動的に学ぶことによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験などの汎用的能力の向上や育成を目指す、ということなようです。

難しいですね。たとえば、実際に行われている学習方法として、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークなどですかね。高校などでも導入され、すでに経験済みの学生も多いのではないでしょうか?

現在、3年生後期の選択科目の一つとして、「食品機能論」を担当しています。文字通り、食品の機能性について学びます。食品には栄養特性と嗜好特性の2つの特性があって、栄養特性について特に勉強し、疾病予防や健康維持に関わる機能性食品とは何か?を考えていきます。

先日、ちょうど講義の半分くらいが過ぎたので、履修してる皆さんに、「機能性表示食品」を一つ具体的に挙げ、その商品について自分たちなりに調べて発表するという場を設けました。(中間テストの意味合いが強いのですけれど)

商品中の有効成分などを調べるのはもちろん、商品を開発するに至った経緯や開発秘話など調べてくれました。私自身、とっても勉強になりました、ほとんど初めて聞くような内容でした。よく調べてくれたと感心しました。

ここで、冒頭で触れました、アクティブ・ラーニングです。他人の発表を聞いて、お互いに評価し合いました。もちろん、無記名なので、遠慮は要りません。誰が評価したのかは不明となります。他人が発表している間は寝れません(笑)

集計してみたのですが、学生の皆さん手厳しいですね、、、。案外友達には厳しいのね。私がつけている評価より低い傾向にありました。

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