『淀川わんどクリーン大作戦』参加

こんにちは。

栄養学科の実宝です。

さる10月15日に『淀川わんどクリーン大作戦』に同じ栄養学科の小林先生、実践ゼミの学生さんと参加しました。

私たちの実践ゼミでは、自然保護活動を目的として、淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク(通称:イタセンネット)の活動に参加しています。今回、わんどクリーン大作戦には、イタセンネットからの協力として参加しました。

右側が淀川の本流、左側が「わんど」です。

イタセンネットとは、「イタセンパラ」という天然記念物の淡水魚の保護を目的として始まった市民グループによる活動です。1か月に2回ほど、写真にあるような淀川の本流の隣にあるおおきな水たまり(これを「わんど」といいます)に生息する魚類の種類を調べたり、周辺の清掃をする環境保全活動をしています。例年、千里金蘭大学からも実践ゼミが始まる7月頃から活動に参加しています。今回はその清掃活動に周辺の地域のみなさんも加わって300人くらいで行いました。

河川敷には、思った以上にゴミがあります。

7月や8月と違い、だいぶ温度は下がったのですが、まだ暑かったです。

魚類調査では、わんどに地引網を入れて魚を集め、わんどに生息する魚類の種類や数を調べます。夏に比べるとかなり魚の数は減りました。

わんどに網を入れている様子

今回はイタセンパラは見つかりませんでしたが、在来種のシロヒレタビラが見つかりました。シロヒレタビラは、イタセンパラと同様に貝に産卵して子孫を増やす魚なので、シロヒレタビラが見つかることは、イタセンパラが棲む環境が守られていることを意味します。在来種のオイカワやタモロコなどもいました。その一方で、外来種であるオオクチバスやブルーギルが多数捕獲されました。

今年の活動は11月で終了ですが、来年はイタセンパラがみられますように願っています。

昨年の活動で見られたイタセンパラです

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