働く先輩たちのお話~2年生対象卒業生講演会~

こんにちは、中村です。10月も半ばというのに暑い日が続きますね。北千里駅から続く街路樹が、なかなか色付きません。さて、ひと月も経ってしまいましたが、9月20日に実施した卒業生講演会の様子をご紹介します。

この講演会は2年生を対象に毎年実施しています。今年のゲストスピーカーは4名、給食会社、スーパーマーケット、薬局、病院に勤務されている卒業生です。

2021年度卒業、株式会社グリーンハウス勤務の前平衣織さんから講演はスタート。給食会社は転職しなくても色々な業種や職場を経験できるのが良いところ、「自分が作成した献立・料理で健康になってもらいたい」「食べる方の喜ぶお顔がみたい」という自分のやりたい仕事をやれる環境とのことで、イキイキと語ってくださいました。

2020年度卒業、株式会社ダイエー勤務の藤田真由さん。スーパーの農産課に配属されて商品発注や搬入・陳列、パートさんのシフト作成などのお仕事を続ける中で、入社当初から希望していた食育活動への従事を願い続け、4年目の今春、本社勤務となって食育や健康相談会の企画運営・実施を任されておられます。何事も前向きに考えて!と語ってくださいました。

2016年度卒業、スギ薬局勤務の岡崎菜生子さん。一次予防に携わりたかったということで、店舗勤務管理栄養士としてスタート。健康相談会や売り場づくりで実績を積み、管理栄養士店長としてキャリアアップされ、店長勤務4年目の今春、担当10店舗の運営を任されるスーパーバイザーに昇任、管理栄養士の枠を超えたお仕事への意欲ややりがいを語ってくださいました。

2014年度卒業、洛和会音羽病院勤務の山本那央さん。保育園に就職して3年勤務の後、病院に転職、現在は2か所目の病院で2023年から勤務されています。管理栄養士は病棟に常駐、山本さんも総合内科、腎臓内科、腎臓外科、糖尿内科の病棟を担当されていて、ミールラウンドや入退院時指導、栄養サポートチーム回診など、医療現場のリアルを語ってくださいました。

学生は先輩方のとてもリアルなお話に引き込まれるように、熱心に聞き入っていました。質疑応答では「いつから就職活動を始めましたか」「管理栄養士の資格を取れる自信はありましたか」など多くの質問が寄せられ、時間切れとなって後日回答していただきました。受講の感想で「就職活動は自己分析をしっかりやることが大事だと気づけた」「将来のイメージがあまりなかったが、お話を聞いてすごく参考になった」など、2年生というこの時期に、将来を考えるよい機会となったようです。

シェアする

トップに戻る