北野ゼミ紹介(その1)

今年度のゼミ生は総勢9名とかなり大所帯になりました。
なんと9名です。3名ずつのグループにして①大和川班②スポンジ班③ATP班に分かれて、約1年間卒業研究と国家試験合格を目指します。

①大和川班は大阪府の南を流れる大和川の水質と降雨との関係を調査しています。
大和川(大正橋)
毎週水曜日に採水し、一般細菌数、糞便性大腸菌群数、有機物濃度(TOC,DOC)を測定します。降雨量はアメダスのデータを参考にします。このところ雨の影響が多い日が続いています。

②スポンジ班は台所用スポンジ中の細菌数について研究しています。
無菌操作
台所用スポンジの細菌と洗剤について検討し、毎週学生さんの家庭からスポンジを持参してもらい、菌数を測定しています。
スポンジにはたくさんの細菌が付着、増殖?しています。分離した細菌の洗剤の耐性、感受性を今後調べていきます。

③ATP班は身近なよごれを細菌数とATP濃度の関係から推測することをテーマにして研究しています。
ATP測定
 身近な環境の細菌数を測定するには時間が必要です。一般細菌数は最低でも24~48時間の培養が必要です。
ATPの測定はほんの10秒で済みます。現在ATP濃度と細菌数について、いろんな場所を調べています。

シェアする

トップに戻る