基礎ゼミ研修旅行に行ってきました(小林グループ)

こんにちは。

食物栄養学科の小林です。

3月1日に、食物栄養学科1年生の科目「基礎ゼミ」の研修旅行を実施しました。「基礎ゼミ」は8名の教員が担当していますが、それぞれの教員が研修旅行を企画し、学生はどれか1つのコースを選んで参加することができます。

小林グループの研修は、『防災クッキング&JT生命誌研究館見学』の日帰りコース。その様子をご紹介します。

まず、朝10時に集合して向かった先は、「大阪ガスハグミュージアム」。京セラドームのすぐ横にある、ガスについて総合的に学べる施設です。調理実習ができるキッチンスタジオも備えていて、今回はこちらで『防災クッキング』のコースを受講しました。

防災クッキングでは、普段から備蓄しておける缶詰や乾物とカセットコンロ使って、災害時に電気やガスの供給が止まった状況下でも温かい料理を作る方法を学びます。

本日のメニューは… ・缶詰で作るツナのトマト煮 ・ひじきのサラダ ・スキムミルクで簡単コーンスープ ・ガス火で鍋ごはん

本日のメニューは…
・缶詰で作るツナのトマト煮
・ひじきのサラダ
・スキムミルクで簡単コーンスープ
・ガス火で鍋ごはん

ツナのトマト煮は水を使わず、ひじきのサラダはビニール袋の中で調理、コーンスープは火を使わずに冷製仕立てでもOKなど、いろいろな工夫を教えていただきました。

出来上がった料理は、簡単調理とは思えない美味しさでしたよ!

調理の前には防災の講義があり、講師の先生の「災害時こそ、温かい食事をすることが心を落ち着かせる」というお話が印象的でした。昨年は、地震や台風などの自然災害が続いた1年となりました。災害は、起こってほしくないものですが、いざという時のために使える物と知識と備えておくことがとても大切だと感じました。特に、将来食に関わる仕事に就くであろう食物栄養学科の学生には、有意義な時間になったのではないでしょうか。

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次に向かった先は、高槻市にある「JT生命誌研究館」。ここには、生物の進化や生物の体のしくみについて分かりやすい展示があり、楽しく学ぶことができます。研究館の紹介VTRを見せていただき、音声ガイドを手に展示を見学しました。

撮影場所:JT生命誌研究館

撮影場所:JT生命誌研究館

この研究館の展示の特徴は、いろいろなものが立体的に表現されているところ。細胞の中の構造などは、教科書では平面的な絵でしか見られませんが、本当は立体。ミトコンドリアも核も、丸い形をしてるんだよね!と改めて気付かされます。食物栄養学科の1年生は、入学してからの1年間で生物や生化学の基礎をちょうど勉強したところ。講義で得た知識と、つなげることができたでしょうか…?

プロジェクションマッピングで細胞の様子を見ています。 撮影場所:JT生命誌研究館

プロジェクションマッピングで細胞の様子を見ています。
撮影場所:JT生命誌研究館

お天気にも恵まれ、楽しみながら学べた研修旅行でした。

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